2010-02-28

Beyaz Kale / 白い城

28 Şubat, 2010 - 2月28日(日)

Dün Orhan Pamuk'un Türkiye'de 1985 yılında yayınlanmış tarihsel romanı ''Beyaz Kale''yi okumayı bitirdim. Pamuk'un kaleminden çıkan eserlerinden Japonya'da ilk önce ''Benim adım kırmızı'', sonradan ''Kar'' ve ''İstanbul: Hatıralar ve Şehir'' Japoncaya çevrilip yayınlanmış ve geçen Aralık'ta nihayet ''Beyaz Kale'' yayınlanmıştı. 2006 yılında Nobel Edebiyat Ödülü'nü kazanan Pamuk, artık Japonya'da da tanınmış yazarlarında biridir sanırım.
 昨日、1985年にトルコで出版されたオルハン・パムクの歴史小説『白い城』を読み終えました。パムクの筆による小説のなかから日本ではまず最初に『わたしの名は紅』が、その後『雪』『イスタンブール ー思い出とこの町』が邦訳・出版され、昨年12月にようやく『白い城』が出版されたのです。2006年にノーベル文学賞を受賞したパムクは、いまや日本でも知られた作家の一人でしょう。

Orhan Pamuk'un eserleri ben seviyor muyum? Ya evet ya hayır diyebilirim.
''Benim adım kırmızı''yı ilk okumaya başladığımda bitirememiştim. Bunu okumak, taşlı yolu yani yüzeyi pürüzlü olan yolu zorla yürümek gibiydi. Yürümeye başlıyor da hemen tökezliyor, düşüyordum yere... Tekrar kalkıp yürümeye çalışmama rağmen yine de tökezleyip düşüyordum. Böyleydi bu kitap okumak. Ve bırakmıştım.
Daha sonra ''Kar''ı okudum. Bunu çok beğendim ve galiba ''Benim adım kırmızı'' da güzel kitap olsa gerek diye tekrar okumaya başladım ve bitirdim. Önceden daha iyi etkilenmiştim o zaman.
 オルハン・パムクの小説を、わたしは好きなのか? イエスともノーとも言えます。
 『わたしの名は紅』を最初に読み始めたとき、読み終えることができませんでした。この本を読むことは、石の多い道を、つまり表面のゴツゴツした道を苦労して歩くことに似ていました。歩き始めるのだけど、すぐにつまずいてこけてしまう……また立ち上がって歩こうとするのだけど、やっぱりつまずいてこける。こんなふうだったのです、この本を読むってことは。で、読むのをやめてしまいました。
 その後『雪』を読みました。この本はとても気に入り、おそらく『わたしの名は紅』も良い本だったに違いないと、もう一度読み始め、読み終えたのです。そのときは以前よりも良い印象を持ちました。

İşte ''Beyaz Kale'' nasıldı? Beğenmedim ne yazık. Hikayenin içine giremedim sonuna kadar. Sanırım güzel olmasını daha fazla beklemiştim. Ya da bu kitap, şimdiki halime göre değildi. Ne diyeyim, hikayenin üzerinde kayarak okumayı bitirmiş gibi hissediyorum. Bu yüzden içindeki duygular paylaşamadım. Daha sonra tekrar okuduğumda başka birşey hissetmek istiyorum inşallah...
 それで『白い城』はどうだったか。気に入りませんでした、残念ながら。物語の中に入り込めなかったのです、最後まで。おそらく、良い本だと期待しすぎていたのです。あるいは、この本がいまのわたしの状態に合わなかったのか。なんと言うか、物語の上を滑りながら読み終えたような感じなのです。だから、本書の感覚を共有できなかった。もっとあとで、もう一度読んだときには別の何かを感じたいです、願わくは。

4 comments:

  1. お邪魔します☆
    以前に「ここでトルコ語勉強してます」と書いた者です^^

    上に書いてある本を読んだことがないので、
    興味があります、私も読んでみます☆

    まだまだひとつの日記を読むのに、ものすごく時間がかかりますが… そしてまだ2009年を読んでいます(^v^;)
    が、これからもぜひ書き続けてください♪
    神戸より応援しています♪

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  2. こんにちは〜、覚えていますよ。Apo先生の生徒さんでしたよね、確か?(間違ってたらゴメンなさい)
    『白い城』は、確か去年の12月に出版されたばかり。わたしもトルコにいたとき友達に聞いて、日本に行ったら絶対読むぞ、と心に決めていたのです。個人的には、上にも書いていますが『雪』の方が面白かったのだけど。

     トルコの作家というと、日本で紹介されているのはオルハン・パムク以外だと本当に少ないので選択肢が限られますよね。
    良ければ、Nazım Hikmet / ナーズム・ヒクメットの『フェルハドとシリン』もぜひ読んでみてください。哀しいけれど、とてもすてきな物語ですよ。

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  3. そうです、覚えていただいてて嬉しいです^^

    本もCDもトルコのものは、なかなか手に入らないので
    寂しいですね…

    まずは「雪」からチャレンジしてみます♪

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  4. 本はどうしようもありませんが、音楽に関して言うと、いま現在トルコのヒットチャートに入ってる曲なんか、たとえば Power Türk のウェブサイトでチェックして、それをYouTube や Google で動画検索して聴くという方法がありますよん。時間はかかりますが、遠い異国ですから多少の労力は致し方ありません。

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