2009-06-29

Amasra'nın manzarası / アマスラの眺め

2009.06.29

 Sayın arkadaşım, Ontwerp'ın isteğine göre Amasra'da çektiğim fotoğrafları yükledim.
 親愛なる友人、オントワープさんのリクエストに従って、アマスラで撮った写真をアップしました。





 Yalnız ilk fotoğraf, www.arastiralim.net'ten.
 最初の写真だけは、www.arastiralim.netから。

 最後の写真を見るとよく分かりますが、奥左の大きな島が“Büyük ada/大島”で、右の小さな島が“Tavşan adası/うさぎ島”と呼ばれています。この風景はアマスラの海岸にいては撮れず、もっと手前の山から撮らないとダメだったのですが、時間的な余裕がなく、ネット上で見つけた写真を紹介しました。

 漁港として3000年の歴史をもつアマスラですが、13世紀にはジェノヴァ共和国に支配されていました。オスマン帝国第7代皇帝ファーティヒ・スルタン・メフメット(メフメト2世)は1460年10月にこの地に出征してきたとき、アマスラのあまりの美しさに心酔。「これほど美しき場所に害を及ぼして征服したくはない。城の鍵を我に与えよ」と、言ったとか言わなかったとか。コンスタンティノープルを陥落させ、東ローマ帝国を滅ぼした大皇帝ですから、ジェノヴァ共和国の司令官たちも恐れをなし、城の鍵を渡したそうです。こうして、街は戦争をせずにオスマン帝国の支配下に入りましたとさ。

 2枚目の写真は防波堤。ここには愛のメッセージ♪がたくさん書かれています。写真のように「Seni Seviyorum / キミが好きだ」みたいなのもあれば、2人の名前だけ書いたもの、詩を書いたものなど……。ほとんど日付入りで、恋人同士でやってきた記念、あるいは新婚旅行? で来た記念なんでしょうか。世界中どこでも、やることは同じですね・笑。

2009-06-28

Küçük tatile, Amasra ve Safranbolu / 小旅行・アマスラとサフランボル

2009.06.28

 Dün ve bugün, Ankara Japonlar Darneği tarafından düzenlenen ''Karadeniz ve Safranbolu turu''ne katıldım. Dün sabah 8'de çıkan otobüse binip Amasra'ya...
 きのうときょう、アンカラ日本人会によって催された「黒海・サフランボルツアー」に参加してきました。きのうの朝8時に出発するバスに乗って一路アマスラへ……。
Amasra, Batı Karadeniz Bölgesinde olan, son yıllarda turist yer olarak da dikkat çektiği bir yerdir. Ben de yaklaşık 3 sene önce Amasra'nın fotoğrafları görünce oraya gitmeyi hayal ediyordum. Ve bu sene hayalim gerçekleşti.
 アマスラは、西黒海地方にある、近年観光地としても関心を集めている場所。わたしも3年ほど前にアマスラの写真を見て、行ってみたいと夢に見ていました。そして今年、夢は本当になりました。

 Öğle 1.30 cıvarında Amasra'ya vardık ve deniz kıyısındaki açık lokantada arkadaşımla beraber balık ızgara (uskumru sandviçi) yı yedik. Çooooooooook güzeldi. İstanbul'da meşhul olan ''Saba Sandviçi''yi şimdiye kadar yemediğim için ondan güzel olduğunu söyleyemiyorum ama gerçekten güzeldi. Çok basit yemek ama güzel olan yemekler basittir bence.
 昼1時半頃アマスラに到着し、海辺のオープン食堂で友だちといっしょに魚のグリル(サバサンド)を食べました。めちゃくちゃ美味かった♪ イスタンブルで有名な“サバサンド”をこれまで食べたことがないので、それよりもおいしいとは言えませんが、本当においしかった♪ とてもシンプルな料理ですが、おいしい料理ってシンプルなもんだと思います。

 Akşam, otelde hep beraber yemek yedik, fotoğraftaki salata, Amasra'nın meşhur olanlarından biri. Ve Japonya'dan getirilmiş olan ''Şoçikbai'' - Japon içkisi.
 夜は、ホテルでみんないっしょに晩ご飯。写真のサラダはアマスラ名物のひとつです。そして、日本から持って来られた“松竹梅”-日本酒(もう一本、“辛口一献”があった)。

 Bu Amasra'yı gezerken gördüğüm martıların uçuşan gökyüzüsü.
 これは、アマスラを巡っているときに見た、カモメの飛び交う空。

 Bunun devamı, yarınki günlüğümda...
 これの続きは、明日のブログで。

2009-06-26

Eryaman'a ve Regaib Kandili / エルヤマンへ、そしてレガイブ・カンディル

2009.06.26

 きのうは、TÖMER クズライ校に通う友だちの友だち、Eryaman / エルヤマンに住んでいるElif(フィリピン人)のお家にお邪魔して、ひっさびさにアジア的料理を楽しませてもらいました。彼女とは初めて会ったのだけど、とてもフレンドリーですぐに打ち解け、お家でお手製の料理に舌鼓。最初こそトルコのボレッキだったけど、あとは鶏肉を使ったおかゆ(ニンニクや生姜が入っていて超美味)に、五目焼きそば……とお腹いっぱいアジアン・テイストを満喫させてもらいまいた。

 Eryaman はアンカラの中心地・クズライからバスで約1時間の郊外。緑も多いし、静かだし、住む場所としてはステキなところです。Elifの家自体もすごくかわいいインテリアで、彼女のセンスが光っていました。

 家に帰ってきたのは夜8時過ぎ。その後、トルコ人の友だちから電話があり、きょうはKandilだからKocatepe Camiiに行くけど、来る? と誘われ、またまた外出。Kandil / カンディルというのは、2年前のブログでも少し触れているけれど、イスラム教の聖なる夜のこと。正式にはKandil Geceleri / カンディル・ゲジェレリといって、1年に5回あります。きのうのは、Regaib Kandili / レガイブ・カンディルで、予言者ムハンマドの母親が妊娠した日とされています。

 エミネがモスクに行くなら……と、綿のスカーフを貸してくれ、いざKocatepe!! モスクの前で友だちと待ち合わせ、さっそくモスクの中へ。入り口でサササッと頭を覆って中に入り、友だちといっしょに座ると、近くに座っていた年配の女性が「Gel, gel(おいで、おいで)」と手招き。行ってみると、どうやらスカーフの巻き方が悪かったらしく、巻き直してくれる。髪が長いので、スカーフからはみ出る部分はTシャツの背中の中に入れ込んで……とやっていたら見知らぬ人がヘアゴムを貸してくれ、それで髪をまとめてスカーフを巻いてもらいました。鏡とか一切見てないから、自分がどういう状態だったのか分からなかったけど。

 そこで40分ほど座って、延々と観察させてもらいました。コーランはアラビア語で読まれるのでまったくチンプンカンプンだったけど、トルコ語で喋っているときはところどころ理解可能。女性はすべて2階以上のテラス席のようなところに座るので、上から男性陣の様子もよーく分かりました。Kıble(キバラ/メッカの方角)に向けて熱心に祈る人もいれば、携帯でずーっと何かしている人もいるし、ゲームらしきものをしている人、お喋りしている人も。でも、両手を天に向けて祈るところなんかは大勢の人がやっていました。最後、みんなが立ち上がって、友だちが「お祈りするから」と言ったのを機にわたしも立ち上がって帰ってきました。

 帰ろうと階段を降りようとしたら、スカーフを巻いてくれた女性が「待って、待って」とやってきて、写真の小箱をくれました。聞くと、Kandil Şeker と言って、お菓子を配るのだとか。「Gene bekleriz / また待ってるわね」と言われましたが・汗。
 家に帰って開けてみると、小箱には麦チョコのようなお菓子が入っていました。

2009-06-24

Bariyerleri Davullarla Yıkacağız / ぼくたちは、太鼓で障壁を崩す

2009.06.24

 Dün Emine (ev sahibi) ile onların bebeği hakkında sohbet ederken (Temmuzun sonu ya da Ağustosun başında dünyaya gelecek!!) ve bebeğin adı ne olacağını, hangi burç olacağını konuşuyorduk. O zaman ''Ya sen hangisi?'' diye konuşmaya başladık ve Emine Pazar günkü gazeteyi bana getirdi. Ve buldum.
Gazetedeki buyük fotoğrafta yarı çıprak adamların davulı çalınıyor, başka fotoğrafında Namahage gibi bir şekilde süslenen danşçi var, Kimonoyu giyen bir bayan da kocaman davulı çalınıyor...
 きのう、エミネ(大家さん)と彼らの赤ちゃんについておしゃべりしているとき(7月末、あるいは8月初めが予定日です)、赤ちゃんの名前は何になるんだとか、どの星座になる?って話になりました。そのとき「で、あなたの星座は?」という話になり、エミネが日曜日の新聞を持ってきて……見つけちゃいました。
 新聞に載っている大きな写真には半裸の男性が太鼓を叩いています。他の写真では“ナマハゲ”みたいに装ったダンサー、着物を着た女性も大きな太鼓を叩いている……。

Yandaki köşe yazısında şöyle yazıldı. ''İstanbul'da Konser verecek Japon Davul Grubu KODO''. Bu makale, oldukça ilgimi çekti. Çünkü bilmiyordum onları. Ben Bay Eitetsu Hayaşi'yi biliyordum, çok şükür çalışırken onunla görüşmüştüm ama onun kuruduğu grup olarak ''Kodo'' yi bilmedim... aman...
 そばのコラムには、こう書かれていました。「イスタンブルでコンサートを催す、日本の太鼓集団 “鼓童”」。この記事、かなりわたしの関心を引きました。だって知らなかったんだもん、彼らのこと。林英哲氏は知っていたし、幸運なことに働いているとき会ったこともあるけど、彼の設立したグループとしての“鼓童”は知らなかった。なんともはや……汗。
 注*林英哲氏自身は、すでにグループを離れ、ソロ活動中(昔、インタビューしたときも既にソロだった)。

 Tamam, şimdi Hürriyet Gazetesi'nin köşe yazısında ne yazıldığını tanıtayim.
 では、ヒュリエト新聞のコラムに何が書かれていたかを紹介しましょう。

 Öyle bir grup düşünün ki 14 yarı çıprak adam kocaman davullarla sahneye çıkıyor ve büyük bir gürültü kopartmaya hazırlanıyor. Japon davul grubu Kodo'nun gösterisi gerçekten muhteşem. Tıpkı isimlerinin anlamı olan ''kalp atışı'' gibi temposu, eğlenceli bir gösteri sunuyorlar.
1981'de kurulduktan sonra beş kıtada üç binden fazla konser veren grup, taiko isimli geleneksel Japon davullarını kullanıyor. Topluluğun en önemli özelliklerinden biri, Japonya'da sahne sanatları adası olarak bilinen Sado Adası'nda, kendi köylerinde yaşamaları. Japonya'nın baskıcı politik rejimi döneminde politikacı, entelektüel ve sanatçıların sürüldüğü bu adaya Kodo, 38 yıl önce taşındı. Buradaki kuş ve rüzgar ses, el değmemiş doğa, onların en büyük ilham kaynağı. Adadaki okullarında bir yandan da yeni Kodo üyeleri yetiştiriyorlar. Bu yıl 20'den fazla Avrupa ülkesinde sahne alacak olan Kodo, ''One Earth 2009'' dünya turnesi kapsamında İstanbul Kültür Sanat Vakfı desteğiyle 15-16 Haziran'da Harbiye Cemil Topuzlu Açık Hava Sahnesi'nde de konser verecek. Grup üyelerine yaşamları sorduk...
 こんなグループを考えてください。14人の半裸の男性が大きな太鼓とともに舞台に出てくる、そして突如大きな大きな音をたてようとしている。日本の太鼓集団・鼓童が見せる舞台は、本当に素晴らしい。まさしく、彼らの名前の意味である“鼓動”のようなテンポで、楽しいショウを見せてくれる。
 1981年に設立された後、5大陸で3000以上ものコンサートを行ってきたグループは、太鼓という名前の伝統的な日本のドラムを使っている。日本社会において最も重要な特性を持つ島のひとつであり、日本においては舞台芸術の島として知られる佐渡島で、自身の村で暮らしている。日本における弾圧政府の時代には、政治家や知識人、あるいは芸術家たちが流刑とされたこの島に、鼓童は38年前にやってきた。島の鳥の声や風の音、手つかずの自然は、彼らにとってインスピレーションの源だ。島にある学校で鼓童の新しいメンバーを養成している。今年は、20以上のヨーロッパの国々で舞台に登場する鼓童は、「ワン・アース 2009」世界ツアーにおいて、イスタンブル文化芸術基金の協力を得て6月15日、16日の両日、ハルビエ・ジェミル・トプズル野外舞台でもコンサートを行う。グループのメンバーに、その暮らしぶりを聞いた……。

Bundan sonra Kodo'ya yapılan röportajına devam ediyor makale... Sayfanın yaklaşık ikide biri, onların makalesi!!
 İstanbul'daki konser bitti, maalesef. Eğer önceden bilseydim izleyebilirdim...
 このあと、記事は鼓童に対して行なわれたインタビューに続きます。ページの約半分が、彼らの記事!!!
 イスタンブルでのコンサートは終わりました、残念ながら。前に知っていたら見られたのに。

 Gelecek yıl, Türkiye'nin Japonya yıl olacak. O zamanda da onlar gelip konser verecekse ne güzel, değil mi?
 来年は、トルコにおける日本年。そのときにも、彼らがやってきてコンサートをやってくれたら素敵ですね。

 Apartmanın bahçede çektiğim vişine fotoğrafı.
 アパートの庭で撮ったヴィシネ(酸っぱいサクランボ)の写真。
 トルコは、アパートでも庭に実のなる木がたくさんあります。

2009-06-22

Pazar manzarası / 市場の風景



 きのう行ったPazar/パザル(市場)の風景。実際はもっとみなさん叫んでいらっしゃる感じです。同じパザル内でもトマト1キロが1TLと書いてるところもあれば、1.5TLと書いているところもあるし、値段はまちまち。まずは、ざっと品質と値段を見てまわって、そのあとお手頃なものを買う……という感じでした。

 ジーハン&エミネによると「きょうのパザルは高い。全然安くない」とのことでしたが、わたしから見ればかなり安い感じがしました。トルコのスーパーマーケット価格よりもかなり安い。結局「あした、また別のところでパザルがあるから……」と、あまり買わずに帰りました。

Bu hafta sonu / 今週末

2009.06.22

 アンカラ、徐々に暑くなってきました。今年は冷夏なんじゃないか……と勝手に予測していましたが、甘かった。きのうは暑くて、昼間外に出る気がしませんでした。

 土曜日は、日本人の友だちが「携帯の電波が立たなくなった」というので、いっしょにAveaという通信会社のお店へ。お世辞だとは分かっているけど、「Anadolu Türkçe konuşuyorsun / アナトリアのトルコ語を喋っているね」と言われたときは、ちょっと嬉しかった♪ 結局SIMカードにも、携帯本体にも問題はなく、問題は未登録にあると発覚。トルコでは海外から持ち込まれた違法携帯電話を防止するため、トルコで使用可能にするための登録をしなければならないとのこと。これをしないと3ヶ月以内に携帯が使えなくなります。もちろん、友だちのは違法携帯電話ではなく、海外で使える携帯電話として日本で買ったものなのだけど。
 登録自体は土・日にできないとのことで、きょう、おそらく登録できるはず。

 写真は、土曜日にクズライで買った海賊版DVD&VCD。DVDは4枚で10TL(約620円)、VCDは1枚2TL(約125円)。まだ再生していないので問題があるかどうか分からないけど、問題ないとしたら、かなり安い。正規値段だとDVDは20TL前後、VCDは10TL前後です。

 その後、友だちと別れて家に帰ったら奥さんのエミネのお母さん、お姉さん、お姉さんの子どものエルテムが遊びにやってきていました。彼らがお土産に……と魚を買ってきてくれていたので、晩ご飯は魚のムニエル〜♪(写真を撮るの忘れました・汗)
 夜は大人のお話があって、エルテムがひとりぼっちになっていたので、わたしが遊び相手に。日本から持ってきた折り紙に夢中になり、パクパクとか、カメラとか、遊べる折り紙を折ってあげたら大喜びでした。

 日曜日は朝から勉強。お昼ご飯を食べたあとはエルデムの相手。昼から出かけようかと思ったけど、うちのジーハン(エミネの旦那さん)が「暑い、暑い、やめた方が良い」というので、家でダラダラしてました。夕方7時になって、日も落ちかけた頃、ジーハン&エミネがPazar(市場)に行く……というので、いっしょについていきました。
 パザルの風景。

 カメラを持って歩いていたら「Beni çek / 撮って」と言われたので撮ったファスリエ(豆)売り場の兄ちゃん。







 そのすぐあと、メロンの試食をすすめられ、さらに「Beni çek」と言われて再び(なぜか、ポーズを決めている兄ちゃん・笑)。でも、あちこちで言われたので、この2人以外は素通り。風景的に撮っているときも「安いよ、安いよ、カメラで撮っている人もいるよ」と売り文句にされちゃいました・汗。

 最後に、全然関係ないけれど、今朝起きたら空がとてもキレイだったので撮りました。 きのうの夜は稲妻がすごくて、雷も鳴ってたけど、雨はあんまり降らなかったみたい。

2009-06-18

Türkçe duvarı / トルコ語の壁

2009.06.18 (Dünkü günlüğüm)

 Yeni krus başlayalı 3 gün oldu. Aman.. şimdi kafam çok karışıyor. Dün ''-ıp'' ''-mayıp'' ''-madan'' ''-arak'' falan hakkında tekrar öğrendik (Bunlar eylem ile beraber kullanılır). Hepsi orta Türkçede öğrendiğimiz şeyler ama Öğretmen, ''Bu cümle olur mu olmaz mu?'' sorunca şaşırıyorum. Bazen ''Olur!!'' dedim ama hataydı. Nasıl ya... şimdi kendimi aptal gibi hissediyorum. Bugün de önce eski gramerlerde tekrar çalıştık.. yine de kafam karıştı. Yani öğrendikçe daha zor oluyor Türkçe.
 新しいクラスが始まって3日経ちました。本当に、いまは頭が混乱しています。きのう、「-ıp / 連用形活用語尾:〜して、〜してからという意味」「-mayıp / -ıp の否定形 ※ でも単純な否定形ではなく、比較・選択の意味合いを含む」「-madan / 〜せずにという意味」「-arak / 〜しながらという意味」などについて、もう一度復習しました(※ これら動詞といっしょに使います)。全部中級トルコ語で勉強したことなのですが、先生が「この文章は正しい? 間違ってる?」と質問するなり困惑しています。ときどき「使える!」と言いましたが、間違いでした。どうやねん、もう……。いま、自分をバカみたいに感じているところ。きょうも、まず以前に習ったグラマーで復習しましたが、やっぱり頭混乱。なんというか、学ぶほどに難しくなっています、トルコ語が。

 Mesela... ''Çocuk, düşüp ağladı.'' Bu cümle gramer olarak doğru mu yanlış mı? Bende doğrudur. Sınıf arkadaşlarım da doğru olduğunu söylediler ama öğretmen, doğru olmadığını anlattı. Niye? Anlayamıyorum. Doğru cünle olarak sadece ''Çocuk düştüktan sonra ağladı'' mı diyebiliriz?
 Japonca olarak düşündüğüm için kafam karıştığını zannediyordum ama başka öğrencileri de aynı düşünüyorlardı. O zaman bu Türkçe cümle, zor olduğunu denebilir.
 Bu arada ''Çocuk düşüp ağladı'' cümle doğru değil, doğru olarak ''Çocuk düşünce ağladı''dır.
 たとえば、「子供が、転んで泣いた」。この文章は文法的に正しいか、間違いか? わたしは正しいと思っています。クラスメートたちも正しいと言いましたが、先生は正しくないと説明しました。どうして? わかりませーん。正しい文章として「子供が、転んだあとに泣いた」としか言えないの?
 日本語として考えているから混乱しているのかと思ったけど、他の学生たちも同じように考えている。ってことは、このトルコ語の文章が難しいと言い得ます。
 ちなみに、「子供が転んで泣いた」という文章は正しくありません。正しくは「子供は、転んだので泣いた」です。

 Anlıyorum, Japonca olsa bile bazen karışıyorum, böyle deyip diyemediğimi düşünerek sözlüğe bakıyorum. Örneğin, ''Tokyo e iku'' ''Tokyo ni iku'' hangisi doğru? Söyleyebilir misiniz? Ya da ikisi de doğru mu? Japonca öğretmeni sertifikasını almak için okula giden arkadaşıma göre ikisi de doğru diyebilirmişiz. Ama ''Tokyo e'' derse daha ''yön'' abartılıyormuş ve ''Tokyo ni'' derse daha ''yer'' abartılıyormuş.
 分かっているんです。日本語であってもときどき混乱するし、こんなふうに言えるか、言えないかって考えながら辞書を見たりします。たとえば「東京“へ”行く」と「東京“に”行く」どっちが正しいか言えますか? それとも両方とも正しい? 日本語教師の免状を取得するために学校へ行っている友だちによると、どちらも正しいと言えるのだとか。ただし、「東京“へ”」という場合〈方向〉が強調され、「東京“に”」という場合は〈場所〉が強調されるのだそう。

 Şimdi biz ayrıntını öğreniyoruz sanki. Türkçedeki küçücük farkları bilmediğimiz için zorlanıyoruz. Ama... bu duvarı aşabilir miyim acaba...?
 いまはニュアンスを学んでいるのだと思います、おそらく。トルコ語における小さな小さな違いを知らないために大変なのだと。けれど……この壁、超えられるかしら???

2009-06-16

予定ぎっしりの1日

2009.06.16

 まだカフェからインターネットに接続していて、あまり時間がないので、きょうは日本語のみです。

 きのう6月15日(月)から、トメルの新しいコース(上級1)がスタートしました。1日目、ということもあって授業は軽め。まず自己紹介から始まり、パレスチナ人の15歳の少年、イラン人の姉弟(トメルでディプロマを取って、9月からアンカラにあるハジェテペ大学で学ぶ予定)、わたし以外の日本人(埼玉出身)、前のクラスメート・韓国人の女子大生2人、合計7人のクラスです(きょう、台湾人の女の子が1人加わったので実際は8人)。

 いろんな国の、いろんな世代の人たちが集まっていて、それぞれの国の違いを話し合ったりして、なかなか楽しい。パレスチナ人(と言っても2歳のときからトルコ暮らし)の男の子とイラン人の姉弟は、かなり日本に興味津々です。

 授業が終わったあとも充実の1日でした。
 まず、旧クラスメートのエチオピア人の友だちの家に行って、いっしょにお昼ご飯。そこで2時間ほど過ごして家へ。家に帰ると、エミネ(奥さん)が料理中で、「ゆがり(←どうやら“か”の発音が難しいよう)、いまからスープ作るけど、料理も勉強したい? いっしょに作る?」と誘ってくれたので、彼女に教えてもらいながらヨーグルトのスープ=Yayla Çorbası / ヤイラ・チョルバス(高原スープ)を作りました。覚え書きのため、ここにもレシピを書いておきます。
 ※写真は、エミネがひとりで作った〈ヤプラック・ドルマス〉。いままで食べたなかで一番おいしかった♪ 日本のトルコレストランで見かけるものはオリーブオイルを使った前菜タイプのもの(冷たくして食べる)。エミネが作ったのは、オリーブオイルを使わないタイプで、温かいのを食べる。

 ヤイラ・チョルバス(3人分)
 材料:ヨーグルト…………カレースプーン大盛り3杯
    卵……………………1個
    小麦粉………………カレースプーン1杯
    米……………………1/3カップくらい(適当)
    水……………………4〜5カップくらい
    チキンスープの素…1個
    油……………………カレースプーン5〜6杯
             ※ふつうの調理油、たぶんオリーブオイルでもOK
    乾燥ミント…………カレースプーン2杯くらい
 作り方:ヨーグルト、卵、小麦粉を鍋に入れて、よくかき混ぜる(小麦粉もダマにならないように)。よくかき混ぜたら火にかけ、洗った米を加えて、沸騰するまでかき混ぜながら煮る(ずっとかき混ぜつづけるのがコツ)。途中でチキンスープの元を加える。沸騰してきたら、別の容器に油とミントを加えて火にかける。油が充分に熱くなったらヨーグルトの鍋に加える(バチバチとはねるので注意)。かき混ぜれば出来上がり。

 エミネは食べるときに若干塩を加えていたけど、わたしはこのままで充分塩気もあっておいしくいただきました。調理時間約10分。超簡単で、しかもおいしいっ!!! 日本のヨーグルトだとパンチがないので多少塩を加えた方がおいしいような気がします。

 さらに、このあと2人で料理の本を眺めていたら、エミネが「これ作ってみる?」とチャタルという甘くないお菓子を作ることになり、2人でいっしょに作りました。写真はオーブンで焼き上げる前の状態。

 このチャタルが焼き上がるのを待って、エミネの旦那さん・ジーハンのお父さんとお母さんの家へ。Türk Sanat Müziği / トルコの古典音楽のコンサートに連れて行ってくれる、というので3人で出かけました。写真が、コンサートの様子。


 月曜日から授業、友だち訪問、料理、コンサートと目一杯のスケジュールで、ちょっと疲れたけど、めっちゃ楽しかった。そうそうそうそう、ホームステイにわたしが求めていたのはこれなのよ!

 木曜日は、Gün / ギュンという、トルコでは一般的な“女性の集まり”に行く予定です。トルコには男性しか入れないカフヴェ(喫茶店で、なかでゲームなんかも楽しめる)があるのだけど、その代わりに女性はGünでおしゃべりを楽しむ。誰かの家にお菓子なんかを持ち寄って女同士の会話を楽しむ会といえるでしょうか。また、ここで報告します。

Dünyada biricik çiçek / 世界にたったひとつの花

2009.06.16 (14 Mayıs günlüğüm)

 Yeni evde ilk hafta sonunu geçiriyorum. Bu akşam İstanbul'dan gelen Japon arkadaşımla görüşeceğim için sabahtan beri ders çalışıyorum, Türkçe kitabını okuyorum. Japon müziklerini dinleyerek... (ev sahibi, şimdi dışarıda)
 Fotoğraf : Arkadaşlarımla beraber yediğim ''Güveç''.
 新しい家で、初めての週末を過ごしています。今晩はイスタンブルからやって来る日本人のお友達と会うため、朝から勉強したり、トルコ語の本を読んだりしています、日本の歌を聴きながら……(大家さんはいま、外出中です)。
 写真:友だちたちといっしょに食べた〈ギュベチ〉。※辞書では〈土鍋〉〈土鍋料理〉と書かれていますが、実際は石鍋というか、石製の浅いプレートのようなもので作った汁気の少ないシチューみたいな感じ。

 Bu sabah ev sahibi, Cihan ''Japon şarkıcı, Satomi'yi bilip bilmediğimi sordu ama kim olduğunu hiç aklıma gelmedi. Daha önce arkadaşından CD'yi almış ve şarkıcının adı, Satomiymiş. Kim ya? Satomi denirse sadece Satomi Kobayashi'yi hatırladım şimdi ama sanırım o değil.
 今朝、大家さんのジーハンが「日本の歌手、サトミを知っているかどうか聞いてきましたが、それが誰なのかまったく思い当たりません。以前に友だちからCDをもらったらしく、その歌手の名前がサトミらしいのですが。誰なんでしょう? サトミと言われると、小林聡美くらいしか思い出せませんが、たぶん彼女じゃない。

 Neyse bu sabah Japon şarkıcıyı bahsettiğimden mi bilmiyorum da aniden Japon şarklarını dinlemek ister oldum. Ve SMAP'ın ''Sekaini hitotsu dake no hana / Dünyada biricik çiçek''i dinleyip çok hoşuma gitti. Japonya'dayken bu şarkı o kadar ilgimi çekmedi ama şimdi biraz duygulanmış gibi oldum... Galiba biraz Japonsel düşüncesini özlemişim...
 とにかく今朝、日本の歌手について話したからなのか分かりませんが、突然日本の歌が聞きたくなってしまいました。そして、スマップの『世界にひとつだけの花』を聴いて気に入っちゃった。日本にいるときはそれほど関心を引かなかったのに、いまは少し心を動かされた感じ。少し日本的な考え方が恋しくなったのかも。

 Dünyada biricik çiçek / 世界にたったひとつの花

En iyi birini olmana gerek yok
Çünkü daha özel biriciksin
ナンバーワンにならなくてもいい
もっともっと特別なオンリーワン

Çiçekçide sıralanan çeşit çeşit çiçekleri görüyordum
Bireysel tercih olsa da hepsi çok güzel değil mi?
花屋の店先に並んだ いろんな花を見ていた
人それぞれ好みはあるけど どれもみんなキレイだね

Arasında kim en güzel oldu diye tartışmadan
Kova içinde kendi değeri övünerek sıralanıyor
このなかで誰が一番だなんて 争うこともしないで
バケツのなか 誇らしげに しゃんと胸を張っている

Fakat biz insanlar niye hemen yarışmak isteriz?
Birer birer farklıyız ama aramızda en iyisi olmak isteriz
それなのに僕ら人間は どうしてこうも比べたがる
一人ひとり違うのに そのなかで一番になりたがる

Evet, biz dünyada biricik çiçekiz
Birer birer farklı tohumdan doğduk
Kendi çiçeği açmaya çalışırsak yeter
そうさ 僕らは 世界にひとつだけの花
一人ひとり違う種をもつ
その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい

Hahifşe gülmüseyerek sürekli seçmeyi şaşıran var
Güzelce açan çiçekler hepsi harika, hangisi en iyi denemez ki
困ったように笑いながら ずっと迷っている人がいる
がんばって咲いた花はどれも キレイだから仕方ないね

Nihayet çiçekçiten çıkan o kisinin bağrına baştığı
Rengarenk çiçekler ve neşeyle parlayan yüzü
やっと店から出てきた その人が抱えていた
色とりどりの花束と 嬉しそうな横顔

Adı bile bilmedim ama o gün beni gülümseten çiçek gibi
Hiç kimse fark etmediği bir yerde açan çiçek gibi
名前も知らなかったけれど あの日ボクに笑顔をくれた
誰も気づかないような場所で 咲いていた花のような

Evet, biz dünyada biricik çiçekiz
Birer birer farklı tohumdan doğduk
Kendi çiçeği açmaya çalışırsak yeter
そうさ僕らも 世界にひとつだけの花
一人ひとり違う種をもつ
その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい

Küçük da var büyük da var hepsinin aynı olmadığı için
En iyisi olmamıza gerek yok
Çünkü daha özel biriciğiz
小さな花や 大きな花 ひとつとして同じものはないから
ナンバーワンにならなくてもいい
もっともっと特別なオンリーワン


 Bugün Türkiye'de üniversiteye girmek için sınav düzenlenmiş (Japonya'daki ''Center shiken'' gibi). Lise'nin son sınıfındaki öğrencilere çok heyecanlı bir gündür.
Bu sınavda onlar en iyisi olmaya (en azından iyi puan almaya) çalışmalımışlar. Tamam, en iyisi olmak için çalışmak kötü değil. Bence hayatta yarışmamız da gerekir. Ama kendini ''daha özel biricik'' olarak görmek te önemlidir. Eğer sınavda iyi not kazanamazlarsa da onların öz değeri değişmez bence. ''Kendi çiçeği açmaya çalışmak'', bence yaşamaya gayret etmektir. En iyi üniversiteye girmek, en iyi hayatı elde elmesini sağlamaz ki. Bu sınav için çaba göstermiş öğrencilere herkese iyi şanslar!!
 きょうは、トルコで大学に入るための試験が行われたそうです(日本における“センター試験”みたいなもの)。高校最終学年の学生たちにとっては、とても緊張する1日です。この試験で、彼らは一番になるために(少なくとも良い点数を取れるよう)頑張ったはずです。そう、一番になるためにがんばるのは悪いことじゃない。思うに、人生で競い合うことは必要でしょう。けれど、自分を“もっと特別なオンリーワン”として受け入れることも大切。もし試験で良い点が取れなくても、彼らの真の価値は変わらない。“自分の花を咲かせることに一生懸命になること”は、一生懸命生きるってことだと思う。一番良い大学に入ることは、一番良い人生を手にすることを保証してはくれないのだから。この試験のために頑張った学生たちみんなに、幸運を♪

2009-06-13

Yeni eve taşındım / 引っ越しました!

2009.09.13

 Dün akşam eşyalarımı toplayıp yeni eve (türk ailesinin evine) taşındım. Bundan sonra onlarla, yani Cihan ve Emine ile beraber burada oturacağım. Bazıları, yalnız oturursam daha rahat yaşayabileceğimi söylediler de Türk ailesiyle beraber oturmak çok etkileyicidir bana göre. Onların günlük yaşamlarından bol bol şey öğrenebileceğimi zannediyorum.
 きのうの夕方、持ち物をまとめて新しい家に(トルコ人家族の家に)引っ越しました。これから彼らと、つまりジーハンとエミネといっしょに、ここに住みます。何人かは、一人暮らしの方が気楽だよと言いましたが、トルコ人家族といっしょに住むことは意味深い、わたしにとって。彼らの日常の暮らしからたくさんのことを学べると思っています。

 İşte, bu benim odam. Çok geniş (Japonya'daki ev olarak genişlik 10-12 joğ) ve rahat. İki tarafta pencere var, onlardan biri balkonya bağlı. Balkonda oturarak rahat rahat kitabı okuyabillirim (Tabii ki çamaşır da asacağım da).
 そして、これがわたしの部屋。とても広く(日本の家で言えば広さは10〜12畳くらい)、心地よい部屋です。2方向に窓があり、そのうちひとつはバルコニーに繋がっています。バルコニーに座ってのんびりと本を読むこともできます(もちろん、洗濯物も干しますが)。

 Akşam yemeğini yediktan sonra Cihan'nın ailesine gidip beraber çay içtik. Babası, bahçede semaveri kullanarak çay koyuyordu. Semaver, dışarıda çay koyarken kullanılan şey. Rusça olarak samovar denir.
 Cihan'ın babası, annesi, biz ve komşularıyla beraber çay içerek eğlenceli vakti geçirdik.
 晩ご飯を食べたあと、ジーハンの家族のところに行き、いっしょにお茶しました。お父さんが庭でセマーベルを使ってチャイを作ってくれたのです。セマーベルは外でチャイを作るときに使うもの。ロシア語ではサモワールと言われています。
 ジーハンのお父さん、お母さん、わたしたち、それから隣人の方たちといっしょにチャイを飲みながら楽しいひとときを過ごしました。

 Bu fotoğrafı, ÖDTÜ'nün içerisindeki bir kahvehanede çektim, yemyeşil ortamda çooook rahatladım.
 この写真は、Orta Doğu Teknik Üniversitesi / 中東工科大学のなかにあるカフェで撮りました。緑あふれるなかでホッとひと息。

2009-06-11

Esrarlı Türkçe / 不思議なトルコ語

2009.06.11

 Sınavı geçtiğim için bugün çok rahat rahat geçirdim hiç de hiç ders çalışmayarak. Ama yapmazsam Türkçe gücüm zayıflar. Böyle düşünce biraz korkttum. Ve dün yazdığım günlüğümü Türkçeye çevirmeye çalıştım.
 試験にパスしたので、きょうはお気楽〜♪に過ごしました、まったく勉強せずに。けれど、やらないとトルコ語力も落ちる。そう考えると怖くなって、きのう書いた日記をトルコ語に翻訳しました。

 日本語では、きのう書いているので、以下トルコ語のみです。※まったく同じではありませんが。

  Japonca olarak ''Ugai wo suru'', Türkçede ''Gargara yapmak''tır. Bu oldukça komik gelir bize. Yapmak, Japoncada ''Suru'' ''Yaru'' Tsukuru'' anlama gelir. Ve ''Gargara yapmak'' Japoncaya çevirilirse ''Gargara suru'' olur. Yani sesden direkt yaratılmış bu eylem. Arkadaşımla beraber kahkaha attık. Çünkü Japonya'da dışarıdan dönen çocuklara şöyle denir. ''Garagara site''. Yani Türkçe olarak ''Gargara yap'' demektir bu.

 Daha sonra arkadaşım bana sorudu Türkçedeki ''-dan, -den'' hakkında. Türkçede ''Güneş doğudan doğar, batıdan batar.'' denir. Arkadaşıma göre ''Niye doğudan doğar, batıya batar'' daha mantıklı. Evet, güneş doğudan gelir ve batıya gider. Niye ''batıya'' denmez? Ben de cevaplayamadım, çünkü onun soru çok doğaldır. Birazdan sonra arkadaşım kendi kendisine cevaplandı. ''Aa!! Güneş yerkürenin çevresinde hareket ettiyse doğudan batıya denebilirdi ama aslında yerküre güneşin çevresinde döner, bu yüzden doğudan batıdan denir.'' diye. Böyle hiç düşünmezdim neyse onun söyledikleri çok mantıklı geldi bana ve hemen ona katıldım. Biz doğru düşünmüş müydük?

 ※ Fotoğraf; Japonya'nın en çok meşhur olan çizgi romanlarından biri, ''Tensai Bakabon''. Televizyonda yayınlanan animenin teme şarkısında ''Batıdan doğan güneş, doğudan batar...'' diye şarkı söylenirdi.

 Konuştuklarımız, galiba Türklere göre çok garip gözükebilir ama böyle konuşarak öğrendiğimiz Türkçe, hiç aklımızdan çıkmaz. Ne kadar sözlüğe bakarak kelimeleri ezberlemeye çalışırsak hemen unutuyoruz ama onunla konuştuğum bunların anlamını hiç unutmayacağım.

2009-06-10

カルガラする(……って何だと思いますか?)

2009.06.10

 さっきの日記に登場した日本人の友だちEちゃんとは、トルコ語についても話し、面白かったので記録のために書いておきたいと思います。

 日本語で「うがいをする」は、トルコ語で「gargara yapmak / ガルガラ・ヤプマック」・笑。
 これ結構笑えます。Yapmak / ヤプマックは「する」「やる」「作る」という意味で、「resim yapmak」なら「絵を書く」、「ne yapıyorsun?」なら「何をしているの?」になります。でもって「うがいをする」が「ガルガラ・ヤプマック(ガルガラする)」。そのままじゃーん・笑、とEちゃんとふたりでウケてました。※画像は“うがい推進委員会”より拝借

 ところでEちゃんの疑問。
 「太陽は東から上り、西に沈む」という場合、トルコ語では「Güneş doğudan doğar, batıdan batır」となります。この“dan”というのは、文法的に言うと「奪格」で、時間的空間的な出発点、あるいは通過点を表したりするもの。英語で言えば「from」にあたります。日本語なら「〜から」です。
 さて、Eちゃんの疑問というのは「太陽は東から昇り」が「Güneş doğudan doğar」は分かるけど、なんで「batıdan batar」「西から沈む」なんだ?というもの。確かに、日本語的に考えると「batıya batar」「西沈む」になる。
 なんでだろ〜? なんでだろ〜? と言っているうちに、Eちゃん自ら疑問解決。「そうか、太陽が地球の周りを廻っているとしたら、東から、西へ、だけど、地球が自転して太陽が移動しているように見えるなら、太陽は東から昇り、西から沈む、と言えるかも〜」と。わたしも妙に納得。

 最後にもうひとつ。Eちゃんの授業で使ったプリントにあったことわざ。
 Yalancının mumu yatsıya kadar yanar. 直訳すると「嘘つきのろうそくは寝る時間まで燃える」。どういう意味だろう? と考えつつ「嘘はすぐバレる」とか、そういう意味かなーと話していたのですが、いまTDK(トルコ言語協会)のサイトで調べたところ「söylenen söz yalansa durum çok geçmeden anlaşılır(語られた言葉が嘘であるなら、それほど経たずに分かってしまう)」とありました。うーん、「嘘はすぐバレる」も結構近いかも。

 こうして、いろいろ話したトルコ語って、結構頭に残る。ふだん何度も何度も辞書を調べているにも関わらず、すぐ忘れる言葉が多いなか、こうして残る言葉を得られたのはEちゃんのおかげ。ありがとう。

Sınav sonucu / 試験結果

2009.06.10

 Dün yazdığım gibi bugün Orta Türkçe sertifikası için Okuma, Dinleme ve Kompozisyon sınavlara girdim.
 きのう書いたように、きょう中級トルコ語修了証のため読解・聴解・作文の試験を受けました。

 Okuma sınavının kağıtlarına görünce şaşırdım, toplam 7 sayfa vardı. Evet, okuma sınavı her zaman böyle. Dersimizte önce yapılmış sınavları pratik oralak yapıyorduk ama bu kadar uzun metinleri görmedik derste. Birinci sayfasında ''ev-ofis''e dair metin yazıldı ve o sorular oldukça zor geldi bana... uzun düşünüp cevaplandım ama hepsini yaptıktan sonra tekrar bakacağım diye sonraki sorulara geçtim. Üçüncü sayfası ise ''kanser ağrı'' hakkındaydı da birinci sayfasından daha kolaydı. Beşinci ve altıncı sayfasındaki sorular da ise o kadar zor değildi bana göre. Ama yedinci sayfasına görünce tekrar şaşırdım. Orada vişine reçelinin tarhi yazıldı ama sırası abuk sabuktı. Yani onları doğru sıralamalıydık. Kafam çok karıştı da metni yavaş yavaş ve dikkatli okup öyle ya da böyle yaparak cevabımı yazdım.
 読解試験の用紙を見てビックリ。合計7ページもありました。そう、読解試験はいつもこんなふうです。授業で、以前に行なわれた試験を練習としてやってきたのですが、これほど長いテキストは見ませんでした、授業では。1ページ目は“ホーム・オフィス”についての文章が書かれていて、その問題もかなり難しく感じました、わたしにとっては。結構考えて答えたけれど、全部やったあともう一度見ようと残りの問題に移りました。3ページ目は“癌の痛み”についてでしたが、1ページ目よりも随分簡単でした。5ページと6ページ目の問題も、それほど難しくはありませんでした、わたしには。けれど、7ページ目を見てまたまたビックリ。そこにはチェリージャムの作り方が書かれていましたが、順番はメチャクチャ。つまり、それらを正しく並べ替えなければいけなかったのです。めちゃめちゃ混乱しましたが、文章をゆっくり、注意深く読んで、なんとか答えを書きました。

 Dinleme sınavı, okuma sınavına benzetersem daha kolay olduğunu söyleyebilirim ama yine de zordu.
 聴解試験は、読解試験に比べると、かなり簡単だったと言えますが、それでも難しかったです。

 Kompozisyonda üç konu vardı ve onlardan ''Yabancı bir ülkede yaşamanızın zorluklarını örnek vererek yazın'' diye sorunu seçip yazdım. Sınav kağıtını yazmam lazımdı ama yanlış anlayıp deftere yazdım. Sınav bitmek üzere bunu fark ettim ve ''ne yapayım?'' diye hocama sordum, iyi ki hoam bu hatamı kabul etti. (Teşekkür ederim hocam!!)
 作文では、3つのテーマがありましたが、それらのなかから“外国に住むことの難しさを、例を挙げながら書きなさい”という問題を選んで書きました。試験用紙に書かなければいけませんでしたが、間違ってノートに書いてしまったわたし。試験が終わる頃、それに気づいて「どうしようっ!!!」と先生に聞いたら、有り難いことに先生はこの間違いを認めてくれました(ありがとう、先生っ!!!)

 Böyleyce sınav bitti. Sonucu çıkana kadar 2 ya da 3 saat olduğu için Japon arkadaşımla buluştuk ve evimde beraber oturup onun getirdiği ''rağmen - Sapporo İçiban Sio rağmen''i yedik. Çooooooooooook güzeldi.
 こうして試験は終わりました。結果が出るまでに2〜3時間かかるので、日本人の友だちと会って、家でいっしょに彼女の持ってきてくれた“ラーメン(サッポロ一番 塩ラーメン)”を食べました。めっちゃ、うまかった♪

 İşte sınav sonucu nasıldı? Çok sükür, sınavı geçtim, ben yaptım. Sonucu şöyle.
 Okuma 23 / tam olarak 25, Dinleme 23 / tam olarak 25, Yazma (Kompozisyon) 23 / tam olarak 25, Karşılıklı Konuşma 15 / tam olarak 15, Sözlü Anlatım 9 / tam olarak 10. Toplam 93 puan. Nitekim iyi yapmışım, konuşma sınavı hakkında gerçekten hocama teşekkür ediyorum. Tam puanu alabildiğim kadar iyi yaptığmı hiç zannetmedim de.. Neyse sınav bitti çok rahatladım.
 さて、試験の結果はどうだったか? 幸運なことに、試験にパスしました。やりましたっ!!! 結果は以下の通り。
 読解23/25点満点、聴解23/25点満点、作文23/25点満点、スピーキング・対話15/15点満点、口頭説明9/10点満点。合計93点。結果的に良くやったみたいです。スピーキングについては、本当に先生に感謝しています。満点が取れるほどうまくできたとは、まったく思ってなかったけれど。とにかく、試験は終了。めーっちゃホッとしています。

 Beni düşündüğünüzü için, benim için biraz endişelendiğiniz için çok teşekkür ederim. Sayenizde sınavı geçebildim. Arkadaşlarımın desteği yoksa böyle yapamadım. Sınavı geçebildiğim için değil, sizin gibi arkadaş olduğuma çok memnunum.
 わたしのことを考えてくれて、わたしのために少し心配してくれて、本当にありがとう。おかげさまで試験に受かることができました。みんなのサポートがなければ、こんなふうにできなかった。試験に受かったからではなく、みんなのような友だちがいてくれて、とても嬉しいです。

2009-06-09

Konuşma sınavı / スピーキングのテスト

2009.06.09

 Türkiye'ye geldim geleli yaklaşık 3 hafta geçti ve dil okuluna girdim gireli 2 hafta oldu. Daha önceden, yani artık 2-3 ay burada kaldığım gibi hissediyorum ama doğrusu yalnız 2-3 hafta geçti.
 トルコにやってきて約3週間が過ぎ、語学学校へ入学してから2週間が経ちました。もっと前から、つまりもう2〜3ヶ月ここにいるような気分ですが、実際はまだ2〜3週間です。

 Bugün ''Orta Türkçe'' sertifikasını almak için sınava girdim. Sınavın 10 Haziranda olacağını zannettiğimden dün ''Yarın konuşma sınavı olacak'' diye söylendiğine çok şaşırdım. Ama yapabileceğim hiçbir şey yok ki.. arkadaşımı çağırıp kafede sohbet ettik, sonra onun eşi de bize katılıp akşam yemeğine çıktık.
 きょう、中級トルコ語の修了証明書をもらうための試験を受けました。試験は6月10日になると思っていたので、昨日「明日はスピーキングのテストがあります」と言われて、すごく戸惑いました。とはいえ、できることもなく、友だちを誘ってカフェでおしゃべりし、そのあと彼女の旦那さまも加わって晩ご飯を食べに出かけてしまいました。

 Tamam, sınav nasıl geçti? Bilmiyorum. Sadece o kadar iyi konuşamadığımı anlıyorum. Yarın okuma, dinleme ve yazma sınav olacak. Daha sonra sonucumu belirtilecek. Az not olsa bile geçebilersem hiç sorun yok ama... Zaten konuşma pratiği yapmak için zaman gerekir. Buraya geldim geleli 3 haftadır. 3 hafta içinde konuşma gücümü geriştiremem ki... (evet, bahanedir... kusura bakmayın...)
 それで、試験はどうだったのか? 分かりません。ただ、それほど上手に喋れなかったのは分かっています。明日は読解、聴解、そして作文のテストがあります。その後、結果が明らかになります。点数が悪くてもパスできれば問題なし、ですが……。もともとスピーキングの練習をするためには時間が必要。ここに来て3週間だし、3週間でスピーキング能力を上げることはできません(はい、言い訳です。すみません)。

 Neyse!! Konuşma sınavı bitti, yarın başka sınavları var. Bugüne kadar bol bol pratik yaptık ve evde kompozisyon da çok yazdım. Eğer sınavdan geçemezsem üzüleceğim de bir bakıma da doğal olduğunu söyleyebilirim. Tekrar aynı kursta okumalıysam sıkılacağım ama okumazsam sınava giremem. Aa.. Allah beni kurtarsın!! (Müsülman değilsem olmaz mı?)
 とにかく、スピーキングのテストはおしまい。明日、別の試験があります。きょうまでたくさん練習してきたし、家でも作文をたくさん書きました。もし、試験にパスできなかったら悲しむけど、ある意味では当然とも言えます。また同じコースで勉強することになったらイヤになるだろうけど、勉強しなきゃ試験をを受けられない。あぁ〜、神よ我を救いたまえっ!(ムスリムじゃなかったらダメかな?)

 Şimdi herşeye dua etmek istiyorum. Sayın okurlar, benim için siz de dua edebilir misiniz?
 いまは、何にでも拝みたい気持ち。親愛なる読者のみなさん、わたしのために、あなたもお願いしてくれませんか? m(_ _;)m

2009-06-07

7 Haziran'nın ek günlüğüm / 6月7日のおまけ日記

2009.06.07

 Dün bir kez, bugün 5 kez düğün arabasını gördüm. Acaba... Türkiye'de de ''Haziran Gelini'' var mı??? (İnternette araştırdım da bulamadım.) Çiçekler ve kocaman şeritlerle süslenmiş düğün arabasını gördükçe ben de mutlu oldum. Tıpkı gelin ve damatın mutluluğundan bende küçük bir payı almış gibi hissedebildim. Hiç tanımadığım insanlar ama mutlu olmalarını diliyorum.
 きのう1回、きょう5回、結婚式の車を見ました。トルコでも“ジューン・ブライド”ってあるのかしら???(インターネットで探してみましたが、見つけられませんでした) 花と大きなリボンで飾られた結婚式の車を見るたびに、わたしまで幸せな気分に。まるで花嫁さんと花婿さんの幸せから、わたしも小さなお裾分けをもらったような感じ。まったく知らない人たちだけど、幸せを祈っています。

  Bu arada bugünkü akşam yemeği, bamyadır. Japonya'da görünen bamyaya benzederse oldukça küçüktür (fotoğraflara bakın, fasulye ile beraber çektiğim fotoğrafda pili koydum, bamyanın boyudunu anlatabildim mi acaba..? Diğer fotoğrafına baksanız daha iyice anlayabilirsiniz. Kaşık üzerinde 3 tane bamya. Bak, bayağı küçük olduğunu anlayabilirsiniz.)
 で、きょうの晩ご飯はオクラ。日本で見られるオクラに比べると、かなり小さいです(写真参照:豆といっしょに撮った写真では電池を置きました。オクラの大きさを説明できているかしら? もうひとつの写真を見れば、より分かるでしょう。スプーンの上に3つのオクラ。ね、かなり小さいのが分かるでしょう)。

 Bu hafta Çarşamba günüde sınava girdim orta Türkçe sertifikayı almak için. Sonra bu daireden ayrılıp Türk ailesinin yanına taşınacağım. İlk defa Türk ailesiyle beraber yaşayacağım, çok heyecanlıyım.
 今週は水曜日に試験を受けます、中級トルコ語の証明証をもらうために。その後、このアパートを離れトルコ人家族のところに引っ越します。初めてのトルコ人家族との生活、とてもドキドキしています♪

Türkiye'nin Tsukemonosu ve pastası / トルコの漬け物とケーキ

2009.06.07

 Geçen Cuma günü, Türk arkadaşımı ziyarete gittim. O zaman turşuyu yeyip ''Aa.. evet evet bunu çok sevmiştim'' diye eve dönerken marketten aldım. Turşu, Türkiye'nin ''Tsukemono''su. Sözlükte ''Tuzlu suda ya da sirkede bırakarak özel bir kıvama getirilmiş sebze ve meyve'' yazılır. Yani İngilizce olarak picklesdir. İçinde lahana, salatalık, havuç, yeşil domates, biber vb. çeşitli sebze bulunur. Eskiden salatalık turşusu severdim ama bugün yediğim truşu içinde en lahana sevdim.
 先日の金曜日、トルコ人のお友達を訪問してきました。そのときトゥルシュを食べて「あぁ、そうだ、そうだ、これとても好きだったんだ」と家に帰る時マーケットで買いました。トゥルシュはトルコの漬け物。辞書には「塩水や酢に漬けて、特別の食べごろになった野菜や果物」と書かれています。つまり、英語で言うピクルスですね。中にはキャベツ、キュウリ、にんじん、緑色のトマト、唐辛子など、いろんな野菜が入っています。昔はキュウリのトゥルシュが好きだったけれど、きょう食べたなかではキャベツが一番お気に入り♪

 Dün Japon arkadaşımın kaldığı Türk bir ailesini ziyaret ettim. Anne ile Türkçe, din, din bayramları, onların yazlığı olan Bodrum hakkında türlü türlü sohbet ettik. Gece saat 10.30 cıvarında kalkarken hediye olarak bu pastayı verdiler bana. Annenin elişi pastası, revani tatlısı. Undan fazla irmik kullanılarak yapılan revani tatlısı, bol bol şerbet süzüldüğü için oldukça tatlı. Bir lokma yersen mutlaka kan şekeri yükselir. Sabah yerdikten sonra hemen gözüm açıldı.
 きのう、日本人の友だちがステイしているトルコ人のご家庭を訪問しました。お母さんと、トルコ語や宗教(イスラム教)、宗教祭日、彼らの夏の別送があるボドルムについて、いろんなおしゃべりを楽しみました。夜10時半頃に帰る時、お土産としてこのケーキを持たせてくれました。お母さんの手作りケーキ、レヴァニ・タトゥルス。小麦粉よりもたくさんのセモリナ粉を使って作られるレヴァニ・タトゥルスは、たくさんのシロップが染み込まされているため、かなり甘い。ひとくち食べれば完璧に血糖値が上がります。朝、食べた後、すぐに目が覚めました・笑。

2009-06-06

Herkese teşekkür ederim / みんな、ありがとう。

2009.06.06

 Yaşlandıkça benim ne kadar şanslı olduğumu fark eder oldum. Benim çevreminde kalp güzel, işine ilgilenen ve her zaman bana birşey öğretebilen insanlar var.
 歳をとるごとに、自分がどれほど幸運であるかに気づくようになりました。わたしの周りには、心の温かい、自分の仕事に打ち込む、そしていつもわたしに何かを教えてくれる人たちがいます。

 Bir arkadaşım, sık sık bloguma yazıyor, bazen bana cesaret veriyor, bazen onun ne hissediğini yazıveriyor. Cümlesi kısa olsa bile onun beni düşündüğünü hissedebiliyorum.
 ある友だちは、よくわたしのブログにかき込んでくれます。ときにはわたしに元気をくれ、ときには何を感じているかを書いてよこします。その文章が短くてもわたしのことを考えてくれていると、感じることができます。

 Bir arkadaşımın bloguna yazdığı şeylerden her zaman bir şey öğreniyorum.
 ある友だちが、自身のブログに書いていることから、いつも何かを学んでいます。

 Bir arkadaşım, bana çok samimi eposta gönderdi. Ve Türkçe okulunda okuduğum bir şiiri hatırlattı bana. O şiir, şöyle.
 ある友だちは、わたしにとても親密なEメールをくれました。そして、トルコ語の学校で学んだある詩を思い出させてくれました。その詩とは……

 En uzak mesafe ne Afrika'dır
 Ne çin, ne Hindistan
 Ne de geceleri ışıldayan yıldızdır.
 En uzak mesafe
 Birbirini anlamayan
 İki kafa arasındaki mesafedir.

 もっとも遠い距離とは アフリカでもない
 中国でもない インドでもない
 ましてや夜空で煌めく星でもない
 もっとも遠い距離とは
 互いを理解しない
 ふたりの人のあいだにある距離なのだ

 Buraya yazdığım kişilerden başkaları da her zaman bana etkiliyor. Ben onların etkisinin altındayım. Onlardan bol bol şey alıyorum. Elbette, burada buluştuğum Türkler ve sınıf arkadaşlarımdan ise.
 ここに書いた人たち以外も、常にわたしに影響を与えています。わたしは彼らの影響下にあるのです。彼らからたくさんのものをもらっています。もちろん、ここで出会ったトルコ人や、クラスメートたちからも。

 Evet, ben çok şanslıyım. Bu dünyaya geldim bu şansdır. Bu dünyada güzel insanlarla buluştum bu da şansdır, kısmettir. Ve bu kısmete şükür ediyorum. Hayatta sadece kolay ve mutlu şeyler değil, bazen niye böyle duruma düşmemi kabul edemediğim zaman da vardı. Yine de çok şanslı olduğumu hissedebiliyorum. Çevreme bakınca ne güzel arkadaşlarımı görebiliyorum. Yanımda böyle insanlar varsa hiçbir şeyden korkmam. Herkese teşekkür ediyorum. Bugün böyle keyfindeyim. Tekrar söylüyorum, herkese teşekkür ederim.
 そう、わたしは幸運です。この世界に生まれてきた、それが幸運。この世界でステキな人たちと出会った、それもまた幸運。巡り合わせです。そして、この運命に感謝しています。人生ではただ簡単で幸せなことばかりではないし、ときにはどうしてこんなことになってしまったのか受け入れられないときもありました。それでもやっぱり、とても幸運だと感じることができます。わたしの周りを見れば、ステキな友だちたちがいる。わたしのそばにこんな人たちがいれば、何も恐れるものはありません。
みんなに、ありがとう。
きょうはそういう気分なのです。もう一度言います。みんな、ありがとう。

2009-06-05

Yüreğimizi ısıtan bir öykü / 心暖まるお話

2009.06.05

 Bugün arkadaşımdan ödünç aldığım kitapta bulduğum bir öykü hakkında yazayım.
 きょうは友だちから借りた本で見つけた、ある物語について書きます。

 Kitabın adı, ''Tavuk Suyuna Çorba - Çocukların yüreğini ıstacak''dır. Bu kitap çocuklar için öyküler yazılmış ama TÖMER'in öğretmenimize göre yetişkinler için de güzel öyküler yazılmış. Şimdiye kadar sadece 5 öykünü okudum da öyküler gerçekten yüreğimi ısıtıyor.
 本のタイトルは『チキンスープ〜子どもたちの心をあっためるお話』。この本では子どもたちのためのお話が書かれていますが、トメルのわたしたちの先生によれば、大人にとってもステキなお話が書かれているとか。これまでにまだ5つしか読んでませんが、お話は本当に心をあっためてくれています。

 Bu sabah okuduğum öykü şöyle...
 今朝読んだお話はというと……。

 Cindy adllı bir kızın evinde öüpcük alışkanlığı yoktu, annebabası ona kendisini sevdiklerini bile söylemiyorlardı. Elbette onlar da onu seviyorlardı yalnız ifadeleri zayıftı.
 シンディという名前の女の子の家では、キスの習慣がありません。お父さんもお母さんも彼女に愛しているよ、とさえ言いませんでした。もちろん、彼らだって彼女のことを愛していたのだけれど、その表現は豊かではなかったのです。

Cindy, 9 yaşına geldiğinde bir gün ilk kez arkadaşı Debbie'nin evinde kalmıştı. O yatma zamanında, annesinin Debbie'ye ''seni çok seviyorum'' deyip öptüğünü görmüş ve çok şaşırmıştı. Bu olaydan sonra Cindy, annebabasının onu hiç öpmediğinden, ona hiç bir defa sevdiğini söylemediğinden gücendi.
 シンディは9つになったある日、初めて友だちのデビーの家に泊まりました。そのお休みの時間、デビーのお母さんがデビーに「とても愛しているわ」と言ってキスしたのを見て、シンディーはかなり驚きました。このことがあって、シンディーはお父さんとお母さんが彼女にまったくキスしないことに、1度も愛しているよと言わないことに腹を立てました。

 Eve döndüktan sonra Cindy annebabasına şöyle dimiş, ''Niye beni hiç öpmüyorsunuz?'' Annesinin cevabı ise ''Çünkü bende küçükken beni hiç kimse öpmezdi.'' Annesinin cevap yeter değilmiş Cindy için. Sonuçta bir gün Cindy, Debbie'nin ailesiyle yaşamak isteyip evi terk etmiş. Ama Debbie'nin eve varınca planından vazgeçip parka gidip hava kararıncaya kadar orada oturmuş.
 家に帰ってシンディーは、お父さんとお母さんにこう言いました。「どうして、全然わたしにキスしないの?」。お母さんの答えは「だって、小さい頃、誰もわたしにキスしなかったし」。お母さんの答えはシンディーにとって充分ではありませんでした。とうとう、ある日、シンディーはデビーの家族と一緒に住みたいと家を飛び出しました。けれど、デビーの家に着くや計画を諦めて公園に行き、暗くなるまで座っていました。

 Elbette annebabası onu çok merak etmişler ve onu görünce ''Neredeydin? Bizi çok korkuttun!!'' diye bağırmış. Cindy ise hiç birşey söylemeden annesinin yanağından öpmüş ve onu çok sevdiğini söylemiş. Sonra babgasına gidip ona sarılarak ''İyi geceler'' demiş. O günden beri Cindy onları öpmeye başlamış, sabah kahvartı yapmadan önce, otobüsle okula gitmeden önce, yatmadan önce. Tabii ki onları sevdiğini de söylemeye devam etmiş.
 もちろん、お父さんとお母さんは彼女のことをとても心配し、彼女を見るや「どこにいたの? 心配させてっ!」と叫びました。シンディーは何も言わずにお母さんの頬にキスし、彼女をとても愛していると言いました。さらに、お父さんのところへ行って彼を抱きしめ、「おやすみなさい」と言いました。その日以来、シンディーは彼らにキスをし始めました。朝、ご飯を食べる前に、バスで学校へ行く前に、寝る前に。もちろん、彼らを愛しているとも言い続けました。

 Bir gece Cindy annesini öpmeyi unutup yatak odasına gitti. Birazdan annesi ona gelip şöyle dedi. ''Benim öpücüğüm nerede?'' Nihayet annesi de öpücük alışkanlığı haline gelmiş ve ona bir daha sakın öpücüğünü unutmasını istediğini söylemiş. Böylece Cindy'nin ailesi de birbirini öpüşmeye, birbirine sevdiğini söylemeye alışmış ve sonuna kadar bu sevgi ifadelerle yaşamışlar.
 ある晩、シンディーはお母さんにキスするのを忘れて寝室に行きました。そのすぐあと、お母さんがやってきてこう言いました。「わたしのキスはどこにいったの?」。とうとうお母さんもキスの習慣に慣れ、彼女に二度とキスするのを忘れないでねと言いました。こうして、シンディーの家族も互いにキスし、愛していると言うことに慣れたのです。そして、最後までこの愛の表現とともに暮らしたのです。

 Evet, biz Japonlarda böyle alışkanlık yok. Ama bunu okuyunca biraz böyle yapabilirsek diye düşündüm. Yani öpüşmekten sarılmaktan utanıyorum aile içinde bile. Böyle yaparsam annem babam mutlaka şaşıracak, biliyorum. Yine de onları ne kadar sevdiğini ifade ederken ne yapabileceğini düşünüyorum. Ne dersiniz? Öpmek yerine ne yapabiliriz acaba..? Yani bizim alışkanlığımız öpüşme alışkanlığından fena olduğunu düşünmüyorum ama onlara ne hissettiğimi, ne düşündüğümü nasıl iyice ilerleyebilmem düşüncesi kafama takmıştım.
 さて、わたしたち日本人にはこうした習慣はありません。けれど、これを読んで少し、こんなふうにできたら、と考えました。もちろん、キスしあうこと、抱き合うことは恥ずかしい、家族のあいだであってさえ。こんなふうにしたら、父も母もきっとびっくりするはずって、分かっています。それでも彼らをどれほど愛しているかを表現するとき、何ができるのかを考えてしまいます。どう思いますか? キスする代わりに何ができるでしょうか? 別にわたしたちの習慣が、キスしあう習慣より悪いとは思いません。けれど、わたしが何を感じているか、何を考えているかをどうすればうまく彼らに伝えられるかという考えが、頭について離れなくなったのです。

2009-06-04

Patlıcan Yemeği / なすび料理

2009.06.04 (Dünkü günlüğüm / きのうの日記)

 Dünden beri internete bağlandığım için çok keyifliydim ama bu aklamdan tekrar bağlanamaz oldum... üzgünüm... (; o ;) Neyse ağlasam da birşey değişmez ki...
 昨日からインターネットに繋がったんで、めっちゃ嬉しかったんだけど、きょうの晩からまた繋がらなくなっちゃった。残念。まっ、泣いたって何も変わらないからね。

 Peki, dün ''Bugün ne yedim'' başlıkla bloguma kendim pişirdiğim yemek fotoğrafları yüklenince arkadaşlarımdan biri şöyle yazıverdi. ''Keşişin yemiş gibi yemekleri'' Öyle mi? Ya.. hakikaten zengin yemekler değildi de o kadar tuhaf gözüküyorlar mı onlar? Yalnız oturduğum için yiyebilecek kadar şeyler alıyorum, yemekleri çöpe atmak istemiyorum ki... başka çaresi yok bana. Ama bol bol sebzeler almaya çalışıyorum sağlığım için.
 さて、昨日「きょう何食べた?」と題してブログに自分で作った料理の写真をアップしたら、友だちの一人がこんなふうに書いてよこした。「修行僧が食べるみたいな料理やな」。そぉーお? 確かに贅沢な料理じゃないけど、それほど変に見えるかしら? 1人で住んでいるから食べられる程度のものを買ってる。食べ物を捨てたくないからね。他に方法もないし。でも、たくさん野菜を食べようとがんばってる。健康のために。

 Bugünkü akşam yemeği, patlıcan yemeğidir. Önce tavaya bol bol zeytin yağını koyup kuru soğanını kızarttıktan sonra biraz acı biber salçasıın koyup kızartmaya devam ettim. Sonra patlıcan ve domatesi katıp tekrar kızarttım. Üstelik tuz ve karabiberi katıp tamamladım pişirmeyi. Basit ve kolay ama lezzetliydi. Türkiye'nin patlıcanı ve domatesi, en güzel. Gıdanın güzel olduğu için ne yaparsam güzel oluyor... \(^▼^)/ Becerikli değilsem de gıda iyi olurken sonun yok yani...
 今晩のご飯は、なすび料理。まず、フライパンにたくさんのオリーブオイルを入れてタマネギを炒め、少し辛いピーマン味噌を入れて炒め続けます。そのあと、なすびとトマトを加えてさらに炒め、さらに塩とこしょうを加えて料理終了! シンプルで簡単だけど、おいしかったもん。トルコのなすびとトマトは最高! 素材が良いから何を作ったっておいしくなるのだ。腕に自信はなくても素材が良いから問題なしよん。

 Kısa süre sonra Türk ailesine gideceğim, onlarla beraber oturacağım. Bu yüzden galiba daha güzel yemeklerin fotoğraflarını yüklenebilirim, o günü biraz bekleyin.
 近々、トルコ人家族のところに行き、彼らといっしょに住みます(ホームステイ)。だから、たぶんもっとおいしい料理の写真をアップできるでしょう。その日をもう少しお待ちください。

2009-06-03

Ekleme! / 追加

 6月1日の日記に、ベシクタシュ優勝後の街の様子について、ビデオをアップしました。
 時間がかかるので、随分品質を落としているため画像は汚いし、夜撮影したものなので見にくいですが、音だけは分かってもらえるかと……。こんなのが夜2〜3時間断続的に続きました・泣。ご興味があれば、ぜひご一見くださいませ〜♪

Bugün ne yedim? / きょう何食べた?

2009.06.03 (2 Haziran günlüğüm)

 Bugün aniden evde internete bağlandığım için sabahtan sık sık internete bakıyorudum. Okuldan döndüktan sonra ise internette ailemle konuştuk, arkadaşlarımın blogunu okuyordum.
 きょうは、突然インターネットに繋がったので朝から何度もインターネットを眺めてました。学校から帰ってきてからも家族とネットで喋ったり、友だちのブログを読んだり……。

 Biraz önce arkadaşarımdan biri blogunda yeni bir şey yazdığını bulup hemen yazyım diye düşünecekken tekrar internet bağlantısı kesildi. Bu ne ya... kızdım!!! Tam yazmaya başlayadığım sırada niye böyle oluyor??? Kısmet mi bu...???
 ちょっと前(深夜12時前・日本時間の3日朝6時頃)、友だちのうちの一人がブログに新しい書き込みをしているのを見つけ、すぐに書こうとしたまさにそのとき、再びインターネット接続が切れてしまいました。なんだよーっ・怒!!! まさしく書き始めようとした時に、どうしてこんなふうになるの??? こういう運命なのか?

 Fotoğraf 1 : Bir kaç gün önceki kahvaltı. Ekmek ve kiraz reçeri.
 写真1:数日前の朝食。パンとサクランボのジャム。

 Fotoğraf 2 : Dünkü öğle yemeği. Knorr'ın sevze çorbasıyı kullanıp içine firizi ve brokoli (Japonya'da bununan brokoliden yaklaşık 2.5 kat büyük, ve 120 yen) de koydum. Biraz sertleşmiş ekmeği parçalayarak tabağa... üstüne çorbayı koyup yedim. Çok kolay ama güzeldi. Yarın patılcan yemeği pişireceğim!!
 写真2:昨日のお昼ご飯。クノールの野菜スープを使って、中にフィリズ(細く小さいマカロニ)とブロッコリ(日本で見るものの2.5倍くらいの大きさで120円くらい!)を入れました。少し固くなったパンをちぎって、その上からスープをかけて食べた。めちゃ簡単、だけどおいしかった♪ 明日は、なすびでご飯を作るぞっ!

2009-06-01

Yağmur / 雨

2009.06.01 (31 Mayıs günlüğüm)

 Bugünkü hava biraz bulutlu diye hissediyordum, şimdi aniden gök gürlemesinin sesinle yağmur oldu. Saat 14.00 cıvarında yağmaya başadı ve şimdi 30 dakika geçti. Yavaş yavaş gök ışıyor ve yağmur da biraz zayıflanıyor. Birazdan önce eğer şemsiye elimde bulunduysa yüzde yüz çok ıslandım şimdi şemsiyeyle kendimi kurtarbilirim yağmurdan.
 きょうは、朝から曇りがち……と思っていたら、突然雷の音とともに、すごい大雨になりました。2時過ぎから降り出して、いま30分くらいたったところ。空も徐々に明るくなり、若干雨の勢いは治まってきました。さっきまでは、たとえ傘をさしていてもずぶ濡れ指数100%という感じでしたが、いまなら傘でなんとかいけそうです。

 Önce fotoğraflara bakınız.
 Dairenin penceresinden görünüştür. Yalnız oluk bozulmuş olduğundan dolayı değil, oradan yağmur doya doya akıyordu. Karşıdaki binanın artında yağmurdan kaçan çok kişi sığınmaktaydı.
 まずは写真を見てください。
 アパートの窓から。雨樋が壊れている、ってのもあるんですが、樋から雨がドバドバッと。前のビルの軒下には、何人も雨宿り中でした。

  Yolun kenarında nehir gibi su akıyordu. Böyle çok yağırken cesaretle(?) şemsiyesiz yürüyen bir adam. Tabii ki nehire düşmüş gibi çok ıslandı.
 道路の端を小川のように水が流れています。この大雨のなか、勇敢にも傘なしで歩く男性1人。もちろん、川に落ちたようにずぶ濡れです。

 Diğer caddesindeki kenar ise nehir halindeydi. Sağdaki yol, iniş olduğundan o tarafa doya doya su akıp gidiyordu.
 こちらも道路の脇が小川状態。右手からの道が坂道になっているので、この方向にもどっくどっくと水が流れていっています。

 と、書いているあいだに随分小雨になりました。窓を開けても、もう大丈夫。道ゆく車はまだ水を裂いて走っている……という音ですが、そういう車が跳ねる水たまりさえ気にかければ通りを歩いても大丈夫そう。
 Böyle yazdığımda yağmur oldukça zayfılanmış. Pencereyi açarsam hiç sorun yok oldu. Yola çıkan arabalar hala suyu yırtarak gidiyor gibi de böyle arabadan gelen suya dikkat ederse yola çıkabilir.

 アンカラ人に言わせると、この季節になるともう雨は降らず、カラカラッとした気持ちの良い天気が続くそうなのですが。まぁ、2年前の水不足を思えば「天の恵み」と感じるわたしです(でも、アンカラ人はもう降らなくて良い、と思っているよう)。
 Ankaralılar göre şimdi yağmur mevsini değil pırlı pırlı parlayan güneş mevsiniymiş... Bence bu doğadan armağandır 2 sene önceki susuzluğunu düşünürsem. (aksine Ankaralılar yeter artık diye düşünüyormuşlar.)

 きのうは、突然お友達のお家におジャマすることになり、そのまま晩ご飯までご馳走になってきました。おいしかった〜♪

Anadolu Medeniyetleri Müzesi / アナドル文明博物館

2009.06.01 (31 Mayıs günlüğüm / 5月31日の日記)

 きょうは日曜日〜♪ きのうの晩はトルコサッカー・リーグの最終節でベシクタシュが見事 '08-'09シーズンのチャンピオンとなり、アパートの前のツナル・ヒルミ大通りは「En büyük! Beşiktaş!! / 一番だぜっ、ベシクタシュ!」と、車の警笛から人の歓声からバイクの排気音からと、ものすごい騒ぎでした。※画像のアップに失敗しました。また後日、アップを試みます。

 ※アップしました!映像は汚いですが、音声で様子は分かるかと(2009.06.03)。

 ……というわけで「明日の朝は寝られるとこまで寝るぞっ」とアラームをセットせずに寝ましたが、7時過ぎに起床。朝からトルコ語勉強中です。

 きのうは、アンカラ日本人協会というところの主宰で、アナドル文明博物館(アナトリア文明博物館)ツアーがあり、参加してきました。講師はカマン・カレホユックの発掘隊長であり、またアナトリア考古学研究所長でもある、大村幸弘先生。約2時間のツアーでしたが面白いお話満載で、とても楽しいひとときを過ごしました。

 興味深かったのは、エーゲ海や地中海沿いに残る遺跡における神様の像では「(衣服の)ひだを見てください」という言葉。この“ひだ”は「遥かインダス文明を経てずーっと日本まで、法隆寺の◎◎像(スミマセン、忘れました)のひだまで繋がっている」のだそうです。

 もうひとつ、太古の昔からアナトリアにあった女神信仰ですが、これが打ち砕かれたのはパウロの出現であると。ちょうど大地震があり、神殿などがドカンドカンと壊れた頃に、パウロがエフェスにある大劇場で演説をしたのだそうです。「あなたがたが信じてきた神々は、あなた方を救いましたか?」「そう、地震から救ってはくれなかった。あなた方を救うのは、キリスト教なのです」と。もちろんキリスト教だって地震という天地災害からは救えないのですが。
 これが実際にあったことなのかどうかは分かりませんが、そのころから長い間信じられてきた女神信仰は徐々にキリスト教信仰に取って代わっていくのです。

 ところで、カッパドキア地方にある地下都市はキリスト教徒が迫害から逃れるために……という説がありますが、大村先生によると「そんなことはありえない」とのこと。あれは修行僧の一歩手前の段階。修行には入っているけど家族で、団体で信仰に基づいた暮らしをするために作られたものだとか。それが、さらに進化すると、ギョレメやウフララ渓谷に見られる洞窟に場所を移し、一人で、あるいは数人でこもって修行したのだそうです。世界中どこでも、修行となると外界との交流を断つもんなんですね(弘法大師の修行地も、ものスゴい場所にありますし)。

 ※お断り:写真は文明博物館ではなく、すぐそばのアンカラ城です。ここの城壁には、こういう彫刻とかも使われていて面白いです。