2008-07-03

坊さんが驚いた

2008.07.03

 1週間、休んでしまいました。EURO2008に盛り上がりすぎて脱力してしまったみたいです。

 さて、実は7月1日からプー太郎になりました。これまでもアルバイトの身ではあったのですが、いろいろと考えるところもあってプーに。この歳で、こんないい加減な生活をしていて良いのか? と思ったりもするのですが、一応春から学校にも行っているのでプーのあいだは勉強に打ち込みたいと思います。

 さて、そんなわけで時間はあり、昨日念願のImam Bayirdi/イマム・バユルドゥというナス料理に挑戦しました(イマムとはイスラムの坊さん、バユルドゥは“驚いてぶっ倒れた”という意味。つまり、美味すぎて「坊さんもぶっ倒れた」という名前の料理です)。ナスの季節だし、冷たく冷やして食べる料理なのでいいかな〜♪と思って。手間がかかる(汗、難しそう(泣……というイメージでしたが、作ってみると思ったほどではありませんでした(手間は手間でしたが。油も飛ぶし……)。

 まず、丸々と太ったナス(6個)のヘタを取って縞模様になるよう縦に皮をむき、後で具を入れるための切り込みを入れる。これを油できつね色になるまで揚げ、冷ましておく。※わたしは油を少なめにして、ナスを何度も転がしながら揚げました。

 タマネギ(2個)とニンニク(4片)を薄くスライス、トマト(皮むき・2個)を細かく切り、シシトウも小口切りにしておく。たっぷりのオリーブオイルでまずタマネギを炒め、しんなりしてきたら残りの野菜を全部加えて塩で味付け、冷ましておく。

 ある程度冷めたら、揚げておいたナスの切り込みを手で開き(ナスがふたつに切れてしまわないよう注意)、痛めた野菜を詰める。オリーブオイル1/6カップ、はちみつ大さじ1、塩少々、水2カップを入れた鍋にナスを並べて中火で煮る。

 以上、出来上がったら冷蔵庫で冷やすだけ。オリーブオイルをたっぷり使った冷たいナス料理は夏におすすめです。ちなみに、このレシピは高橋由佳利さんの『トルコで私も考えた 21世紀編』の単行本に掲載されていたもの。高橋先生のレシピでは砂糖大さじ1となっていましたが、うちには砂糖がなかったのでハチミツで代用しました。また、調味料らしきものが塩とハチミツ(砂糖)のみなので、本当に大丈夫なのか? と少し心配でしたが全然OKでした。本日のお昼ご飯に食べましたが、我ながら美味かったです。

 なお、高橋由佳利さんの『トルコで私も考えた』シリーズは、この21世紀編をもってひとまず終了してしまいました(もっと続けてほしかった・泣)。今後、この漫画が復活するか否かはまさしく神のみぞ知る。残念ではありますが、トルコの魅力をいっぱいに詰め込んだこの本が、たくさんの人の心に「トルコってステキな国だな〜♪」という夢を運んでくれたと思うと嬉しくなります。みなさんも機会があったら、ぜひ手に取ってみてください。この21世紀編には、トルコ料理レシピも多いのでオススメですよー!

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