シルクロードと言えば、アジアとヨーロッパを結んだ交易の道。読んで字のごとく“絹の道”という名前の語感も耳に心地よく、シルクロードと聞いただけで夢やロマンがかきたてられます。
きょうは『アジアとヨーロッパを結ぶ、“鉄”のシルクロード』という記事を、トルコのZaman/ザマン紙で見つけました。“絹”の道なのに“鉄”とは、これ如何に??? 記事では「アジアとヨーロッパをつなぐ鉄道幹線が、トルコを通るという案において重要な一歩が踏み出された」と書かれていました。

※赤の点線で書かれている(1)(2)案はトルコのオファー、緑の点線で書かれている(3)案はロシアとイランのオファー経路
鉄道と言えば、オリエンタル急行、シベリア特急、このあいだ映画で見たダージリン急行、新しいところではドーバー海峡を横断するユーロスターとか、中国の西寧からチベット自治区ラサを結ぶ青蔵鉄道(青海チベット鉄道)とか……これまた旅心をそそります。上空をビュンと飛んじゃう飛行機は便利だし早いし、遠くに行くには一番快適な乗り物なのかもしれないけど、多少時間はかかろうが鉄道の旅って何故かしらロマンチック。長い列車の旅のなかでは出会いもいろいろあるだろうし(そう言えば映画『恋人たちのディスタンス』の出会いも電車でした)。

この鉄道は貨物列車利用がメインなのかもしれないけど、いざ通ってしまえば交通手段としても利用できるでしょう。そうなったらぜひ乗ってみたい。上海からインドを通ってトルコまで。ずいぶんと長い旅になりそうですが、その旅の道中にはいろんなことが待ち受けてそうで、想像するだけでも楽しいです。
※写真は、ともにZaman/ザマン紙に掲載されていたものを使用
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