2日前のニュースなのですが『米航空会社、満席を理由に乗客をトイレで過ごさせる』という速報があったのをご存知でしょうか? Yahoo! ニュースのトピックスに出てたんで、目にされた方もいたんじゃないかと・・・。

記事のタイトルは“Worstclass Yolculuk/ワーストクラスの空の旅”(どーでも良いが、英語とトルコ語が混じってる。なんで?)。
内容は日本で報じられたのとほぼ同じ。サンディエゴから飛行機に乗ろうとした男性が、満席だと告げられる。チケットがあるにも関わらず。そこで客室乗務員が男性に席を譲り離陸するのだけど、途中彼の座った席は乗務員専用の席で乗客が座ることはできないと言われる。そこで残りのフライト(3時間程度)を、トイレで過ごすことになった、というもの。
Hurriyet/ヒューリエット紙ではさらに皮肉っぽく書かれていて、乗務員用の席に座るのは禁止だとパイロットから告げられたギョクハン氏は「じゃあ、飛んでいるあいだ立っていろってこと?」と聞くと、パイロットは「いいえ、残りの時間はトイレで過ごしていただきます。飛行機に乗れただけでも感謝すべきですよ」と応えたそう。さらに、朝5時にN.Y.のJFK空港に到着し、飛行機から降りるときにギョクハン氏はパイロットから「何も問題ありませんか?」と聞かれたとか(問題あるに決まってるじゃん、そんなの)。しかも飛行機は途中乱気流に巻き込まれたようです(そのときは乗務員用の席に戻れた模様)。

この裁判、勝って欲しいなー。オーバーブッキングなんて、どう考えたって航空会社が悪いし、一度乗せちゃったのはその航空会社。「乗れただけでも感謝しろ」的なパイロットの発言も問題外。いくら格安航空で売っているからと言ってカラ売りしたのは当の航空会社であって客に問題はないはずだし、それ以上に対応が悪すぎ。200万ドルは難しいかもしれないけど、弁護士もZafer/ザフェル(勝利、という意味)って名前だし、ぜひとも訴訟に勝って、苗字のとおりMutlu Gokhan/ムトゥル・ギョクハン(幸せなギョクハン)になっていただきたい。
※写真は、Yahoo! Video からのスナップショットです
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