2008-06-10

トルコ、夏景色

2008.06.10

 先日から気になっていたんです。Radikal/ラディカル紙のこの見出し『Kare kare Turkiye/シャッフルしながらトルコ』。
 2008年6月8日付けの記事は、トルコの夏景色を紹介するものでした。題して「Memleketten yaz manzaralari/故郷からの夏景色」。

 「カラデニズ(黒海地方)の高原が紫に染まる山腹で、カモミールが雲とダンスするとき、地中海の涼やかなビーチでは夕陽が新しい夫婦の目撃者となっている……」と、ちょっぴり詩的に紹介されていたのは以下の写真たち。









 イズミルにある鳥の楽園では7月まで飛来するフラミンゴたちが、つがいとなる者を選び、求愛のダンスを続けている。
 トルコ人が“赤い鶴”として知っている、そしてスペイン人の踊り・フラメンコのインスピレーションの源ともなったフラミンゴたちは、イズミルで求愛のダンスを踊っている・・・。
 (談)トルコでは、フラミンゴのことを“alli turna/赤い鶴”って言うんですね。フラミンゴの集団を実際に近くで見ると怖いっ……と思ってしまいそうですが、こうして見ると可愛いです。











 東カラデニズの高原は国内はもとより海外の旅行者たちからも日々高い関心を呼んでいる。豊かで多様な(高山)植物(が生息する地域)という意味で、世界でも稀な地域のひとつであるカラデニズの高原は、ふたたび息を飲む景色に覆われた。
 (談)きれーい。きれーい。行ってみたーい。以前トルコに行ったとき、カラデニズ地方は6月くらいに行くとすごく緑がキレイなのよと聞いたことがあって初夏〜秋にかけて行ってみたい場所のひとつです。このへんの標高は何メートルくらいなんだろう? この花……写真で見ると紫のシャクナゲって感じもするけど、何なんだろう? (一般的に、トルコ人は「花」を「花」としか言いません。もちろん「バラ/ギュル」とか「チューリップ/ラーレ」とか「カランフィル/カーネーション」とか、お店で買うような花は別ですが、いわゆる野花というか、草花は「花」としか言いません(海のない地方では「魚」も「魚」という人が多いですね。最近は少し変わってきたかもしれないけど)。


 アンタルヤのアクセキ郡にあるヤイラジュックの頂上から沈む夕日、それはこんなふうにレンズに映る。
 (談)アンタルヤというと海のイメージしかありませんが……山の日の入りってなぜか神々しく見えます。きっと実際に見たらこの写真の数1000倍きれいなんだろうなー(ため息)。







 東カラデニズで、カモミールと霧が織りなすとびきりの眺めに、旅行者たちは息を飲む。
 (談)かわいー。すごーくかわいー。カモミール(……というか、マーガレット?)って本当に愛らしいですねー。特に、もやの上に浮かび上がる高原とのコントラストが絶妙。こういう高原でひと夏過ごしてみたいなー(でも、きっとトイレなんてなかったりするんだろうけど・・・汗)。




 トルコ人と結婚する外国人は、死海でサンセットの写真を撮るために準備している。死海で、結婚のセレモニーの前に夕陽の写真を撮る夫婦ーー彼らはロマンチックなひとときを過ごしている。
 (談)トルコでは、結婚するカップルがまるで映画のワンシーンのような写真を撮るのがフツーです。このカップルは夕陽をバックに……と自然ですが、バックを合成したりして超ドラマチックなアルバムを作ります。わたしの友達のも見せてもらいましたが、お姫様だっこのとかもありました(見ている方が恥ずかしかった……///;


 カイセリにある休耕田に咲いた花たちは、自然を色で染め上げた。
 (談)日本で言うとレンゲとか、秋のコスモス〜♪という感じでしょうか。田舎は何もなくてつまらないと言われますが、こーいうのが日常にあるのが田舎の魅力なんですよねー、と田舎出身のわたしは思います。


 アンタルヤのアクセキ郡で電柱によじ登ったネコは、犬が行ってしまうまで下りて来なかった。







 エルズルムにあるトルトゥム滝は世界で3番目に大きい滝である。




 以上、Radikal/ラディカル紙からでした。

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