2008.06.11
ただいまヨーロッパの話題はEURO2008の話題で持ち切りでしょう。先日の開幕戦、トルコは対ポルトガル戦で負けてしまい「もはや、これまでか……」といった雰囲気も漂いましたが、おそらく今夜のスイス戦に勝って望みをつなぐのだ!! ……と意気をあげているトルコ男性陣も多いのではないでしょうか。もちろん、わたしもそのうちの1人ですが(別にトルコ人でもないし、男でもないのだけど・汗)。
そんななかトルコから届いたのは『ジーコ、フェネルを去る/Yeni Safak紙』『フェネルバフチェでジーコの時代は終わった/Radikal紙』のニュース。加えてGazete Vatan/ヴァタン紙には『ジーコは、チェルシーのレーダーのなかに(チェルシーの監督選考構想のなかに、という意味)』という記事もありました。
来季はどうするのだ? ジーコは残るのか? ……という決定が伸び伸びになったあたりから、もう解任かな? と予測はできました。金銭的な面での折り合いがつかなかった、という事情もあるのでしょう。ジーコにすれば今季はリーグ優勝こそできなかったけど(というか、国内タイトルはゼロ)、何と言ってもチャンピオンズリーグでベスト8という快挙を成し遂げたわけですから要求もあったでしょう。
一方、クラブ側としては(というかAziz Yildirim/アズィズ・ユルドゥルムからすれば)チャンピオンズリーグの評価はするけど、国内リーグでの結果を見ても年俸アップはできないよ、とか……。もともと、このAzizさんというのは子どもっぽいところもあるし、〈金は出すが、口も出す〉の典型。お互い、歩み寄れなかったんでしょう。
ちなみに、フェネルの時期監督などに関しては来週にも明らかにされる……とのことですが、どうなることやら??? 一方、ジーコの方はイギリスのSkySportsというスポーツポータルからの情報として、スコラーリやヒディング、スパレッティとともにアブラモビッチの構想のなからしいです。夏はサッカー市場における大移動が注目のとき。ジーコの去就も見守りたいと思います。
さらに、先日イングランドのプレミア・リーグ/ニューカッスルからトルコリーグに復帰して話題を呼んだEmre Belozoglu/エムレ・ベロズオールのニュースも入ってきました。ガラタサライがUEFAチャンピオンになった当時ガラタ所属で、その後インテル、ニューカッスルと移籍していたエムレ。そのエムレがよりによってフェネルバフチェ(ガラタサライ最大のライバル)に復帰する……ということで話題をさらっていたのですが、その彼はアスケル(兵役)に行くらしく、7月の最初からチームには参加しないとのこと。ただし、兵役は21日間の最短コース……だから、別に問題ないはず。新聞では『フェネルにエムレ・ショック!』なんて見出しを付けてたけど。
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