2008.04.28
この週末、わがフェネルバフチェは世界で最も熱いダービーと言われる対ガラタサライに1-0で負け、同時にわがガンバは関西ダービーで対神戸戦に負け……と負け通し。唯一、阪神が9回裏から粘って粘って巨人に勝ってくれました。〜良かった♪
さて、そんな週末に観たのがトルコ映画『Korkuyorum Anne/怖いよ、お母さん』。昨年末『トプカプ宮殿の至宝』展の関係で来日していたトルコ人の友人が置いていってくれたDVDのうちの1本です。
事故で記憶を失ったアリとその家族、彼らを取り巻く人々の日常を描いた作品で、特別大きな事件が起きるわけではありません。事件と言えば、アリの記憶喪失と本当の持ち主が誰か分からない指輪、記憶を失う前にアリが盗みをしたのでは?という疑い、くらいなもの。みながフツーに暮らしているなかで起こる小さな出来事が絡み合って、こんがらがって、ほどけなくて……。それがときにコミカルだったり、ちょっぴり苦かったり。
DVDのジャケットが“モノクロで霧に煙ったような海をボートで漂う男性(主人公のアリ)”だったし、タイトルも「怖いよ、お母さん」だったから、てっきりシリアスなストーリーかと思いましたが、コメディーでした。爆笑を誘う、といったものではなくクスクスと笑うような感じ。おまけに100%トルコ語を理解しているわけでもないから楽しめた度50%……DVDジャケットには「Nefes nefese bir komedi/息のつけないコメディ」と書いてあったけど、そんなに笑いっぱなしでもなく残念。トルコ語がわかったら、もっと面白かったのでしょうか??? それともトルコ人とは笑いのツボがまったく違うのでしょうか???
先週、友人のすすめで『マーサの幸せレシピ』と『善き人のためのソナタ』という佳作2本を観たあとだったから、よけいにつまらなく感じたのかなぁ。数々の賞を受賞した作品だったし、ずいぶん期待もしていたのですが。でも、もうあとひといき、という感じもしたので、監督のReha Erdemさんの今後の作品に期待!
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