2007-08-19

坂の上の……バフチェリエブレル





2007.08.19 PM3:45

 日曜日。勉強する気にもなれず、ふたたび寮の近くの坂の向こうにあるBahcelievler/バフチェリエブレルと呼ばれる地区を歩いてきましたー。前回は、照りつける太陽&あまりの坂道に途中でギブアップ。今度こそは……と意を決して出かけたわけであります。
 一応、坂を写真で撮ってみましたが分かっていただけるでしょうか、この坂道加減。撮影地点も結構な坂なのですが、その先でグググッと上に伸びているの、分かりますか? 角度にすれば20度くらいのものなのかもしれませんが、スキーでも20度の坂って結構怖いでしょう? その反対を歩いて上るわけで、5分も歩けば息が上がってきて挫けてしまうのですが、きょうは頑張って制覇しました。

 その先に広がるのは〜、Bahcelievler/バフチェリエブレル地区、Askabad Caddesi/アスカバッド大通り〜♪ この通り、歩いているだけで楽しかったです。寮の近くのBiskek Caddesi/ビシケック大通りもお店は建ち並んでいるのですが、基本的にロカンタやレストランなどの食べ物屋さんばかり。その先に続くのは中古車販売店ばかりで面白くなーい。でも、Askabad Caddesiにはロカンタあり、カフェあり、Maviなどの洋服屋さんもあって歩いているだけで楽しー。ここに行けばある……と聞いていたKahve Evi/カフヴェ・エビという喫茶店に行くつもりでしたが、結構お客さんが多くて断念。スタバもあったけど、トルコでスタバに入っても面白くないし……と、チラッと見かけた2階のカフェへ……。入ってみるとお客さんは1人もいず、「あのー、やってるんですかぁ?」と恐る恐る。でも、お店の人(ご夫婦)はとても気さくな方で、窓辺に座ってのーんびり過ごすことができました。

 そして、メニューを見ると、な・なんと“Nargile/ナルギレ(水タバコ)”が〜〜〜!!! ひとりでやるのもどうかいな?と思いつつ、誘惑には勝てず「ひとりでやるって変ですか?」とお店の人に聞いたら「いやいや、大丈夫ですよ。何がいいですか?」なんて言われたもんで、調子に乗ってElmali Nargile/エルマル・ナルギレ(リンゴフレーバーの水タバコ)をいただきましたー(2枚目の写真)。客がわたし1人だったので、最初はお店の方と談笑しながら。奥さまに「日本のテレビシリーズで好きなのがあるのよー」と言われたので「どのシリーズ?」と聞いたら「サムライの」と言われて??? さ、サムライ? しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん……でもやっていたのか? でも、よーく聞いたら“おしん”でした。トルコでもやっていたのねー。ビックリー。

 その後、ご夫婦+娘さんのファミリーが来店。このご夫婦の目的もどうやらNargile/ナルギレ(水タバコ)だったようで最初はElmali/エルマル(リンゴフレーバー)を注文されていましたが、お店の人のおすすめはNaneli/ナーネリ(ミント)で、結構熱心にその良さを解いておられました。わたしも今度はNaneli/ナーネリにトライしてみようっと。その後、やたらイチャつく目に毒なカップルが来て、完全にふたりの世界〜♪を作っておりました。ずーっと寄り添って携帯のカメラで自分たちを撮ってはウキャキャウキャキャとはしゃいでいる。ふーん、こちとら一人だもんねー、と拗ねつつNargileを一服、さらに一服。さらに女性のふたり連れが入って来たのを機に、こちらも1時間以上窓際の席でのーんびりとしていたのでお店を後にしました(3枚目がお店の外観。2階から道ゆく人を眺めているだけでのんびりできました)。マスターのハカンさんには「早く帰るねー。もうちょっといたら?」と言われましたが。でも、また必ず行くと思う。来週末は試験前だけど、煮詰まったらこのカフェまで足を伸ばしてのんびりさせてもらおうっと。

 帰りは坂をひたすら下る、下る、なのでラクと言えばラクですが、急な坂道は上るのも下りるのもたいへん。しかも、トルコって1ブロックが大きいのですよ。なんかアメリカのソルトレイクシティーを思い出すな、この区画のでかさは。しかも道の片側は国立図書館とか、何やら国の施設らしきものが立ち並んでいるのですが、この区画がやたらでかい(4枚目の写真)。狭い所にコチョコチョと住んでいる日本に慣れ親しんでいるわたしにとって、この大きさにはちょっと辟易します。日本の倍以上の国土があって人口は半分というトルコ。土地があると、こーいうことになるんでしょうか?

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