2007-07-09

きょうの出来事と、アンカラの交通事情


2007.07.09 PM20:58

 きょう学校へ行ったら先生が今週の金曜日に変わる……とのお達しが。なんで? なんで? まだ始まったばかりじゃーん。その話題がたまたま休み時間に出て、先生にどうしてなんですか?……と聞くと朝9時〜昼1時に加えて、夜のクラスも受け持っておられるとかで、ちょっとしんどいのだそう。せっかく先生にも慣れてきたし、先生の喋り方にも慣れてきたのにぃ〜 

 とはいえ、朝9時出社で、たとえ途中に休みがあるとは言え、夜8時、9時まで学校にいないといけないのはたいへん。先生には2人のお子さんもいらっしゃるし、ひとりはまだ5歳らしいので、おばあさんや旦那さまの協力でこれまで続けてこられたようですが、これからは同じ学校内で違う仕事をされるようです。学校と家も1時間以上離れているから授業の合間に家に帰る……というのも難しいみたい。やっぱり結婚して、子どもを持って、それでも働く女性はたいへんですね、どこの国でも。

 ところで、わたしは地下鉄とバスを乗り継いで学校まで行っていますが、住んでいる場所を言うと一様に「遠いね〜」と言われます。遠いと言ったって、地下鉄は10分くらい、バスも5分くらい。ただ待ち時間が結構あるので行きは賞味45分〜50分(うち徒歩15分弱)かかります。帰りも、バスに乗らずに地下鉄の駅まで20分ほど歩いているのでやっぱり40分くらいはかかります。
 でも、これって遠いのかな? 日本で通勤時間40分〜50分って普通というか、むしろ短いくらいじゃ? 関西圏でも1時間以上かけて通勤している人はざらにいるし、関東圏なら2時間って人もいるだろうに。

 トルコでは家と会社が近いのが当たり前なのかなー? ……というか、実現できるかどうかはさておいて、それが良しとされているのかなー? そのへんの謎は解けていませんが、少なくとも朝わたしが乗る駅にはたくさん人がいます。みんな地下鉄やバスを乗り継いで通勤しているようだけど。

 まぁ、トルコももっと公共の交通機関が整理されれば良いのにな、とは思います。アンカラなんて首都なのに、全11駅のアンカライという名の地下鉄と同じく全11駅のメトロのみ(イスタンブルはもっとヒドいですが)。あとはバスかドルムシュ、タクシーに乗るしか方法はありません。京都の交通網が一番近い感じかな。南北と東西2本の地下鉄と、とんでもない数のバス。現在、アンカラでは地下鉄の拡張・延長工事が進んでいるようですが、これが整うのはいつなんでしょう?

 予定されている路線がすべて開通すれば、アンカラ住民にとっても、ここを訪れる外国人にとっても、相当便利になると思います。※写真が小さくて分かりにくいですが、右下あたりのKizilayというところから上左に伸びている赤い線(ただし、赤文字の駅までが開通済みで、黒文字は未開通)と、同じくKizilayを通る濃い緑の横S字型の線が開通しているのみ。あとはすべて、これから開通していくであろう未来の線路です。

 車の数が減れば環境にも良いし、排ガス量もぐっと減って空気自体もきれいになる。歩くのが楽しくなる。良いことばかりじゃないですか。地方に住んでいるわけでもないのに、車がないと不便……なんて、もったいない。相乗りできる電車をいっぱい作って、アンカラの空気をもっともっとキレイにしてほしいです。

No comments:

Post a Comment